UFOのように空中をただようBluetoothスピーカー「Mars」

磁力を使って空中を漂いつつ音楽を奏でてくれるBluetoothスピーカーが「Mars」です。クラウドファンディングで出資を募り見事製品化したMarsを、IT系ニュースサイト・The Vergeの記者が一足先に入手して機能や音質はどうなのか?ということについてレビューしています。
This levitating speaker plays your music in mid-air - YouTube

窓辺に座っているのはThe Vergeの記者Chris Welchさん。

Welchさんの隣に置かれているのがMars。このスピーカーの特徴はなんと言っても……


浮くところ。

Marsはクラウドファンディングで出資を募り製品化したアイテム。Welchさんは329ドル(約3万6000円)の出資でMarsを一足早くゲットしたとのことで、「とても高価だが他にこんな製品はないから」と語りました。

Marsは筒型のベースと、その上に浮かぶ宇宙船のような形のCraftに分かれています。音楽はBluetoothでスマートフォンなどと接続することで流れます。

本体はCraftの方なので、ベースがなくともCraftを持ち歩けば家のどこででも音楽を聴くことが可能です。

バッテリー駆動は6時間。Welchさんによると、Marsの音質は「むちゃくちゃよい」とまではいかないものの、100ドル(約1万1000円)程度のBluetoothスピーカーよりはよいとのことです。

ベースの上に浮かぶCraftは、つんつん指でつついたりくるくる回したりしてもバランスが崩れてしまうことはありません。

Craftの裏側はこんな感じ。電源ボタンがついています。

電源ボタンをプッシュすると音楽の演奏が始まりました。

Craftはウォータープルーフで、ドボンと水に沈めることはできませんが、シャワーの最中に音楽を聴いたり、ビーチに持っていったりしてもOKなのは便利なところ。

また、Marsは磁石の力で中に浮かんでおり、Craftの裏面にはマグネットが付属しているので、金属に近づけると……

以下のようにしっかりと接着します。

ということで、音質に過度な期待は禁物ですが、Marsは部屋を一気に近未来的な雰囲気にでき、マグネットで接着・ウォータープルーフという特徴から携帯式のBluetoothスピーカーとしても十分に活躍しそうな感じ。

なお、スペックの詳細は以下のウェブサイトで確認可能です。
Mars by crazybaby
http://crazybaby.com/mars

カラーはホワイト、スペースグレイ、ブラックの3種類。

サイズはCraftが直径122mm、厚さ38.5mmで重さは362g。ベースは直径153mm、高さ236.3mmで重さが1534gとなっています。

MarsはアメリカAmazonで現在314ドル(約3万4000円)で予約販売中です。
Amazon.com: Mars by Crazybaby Levitation Bluetooth Speaker, Black

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in ハードウェア, 動画, Posted by darkhorse_log
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