Google翻訳の対応言語が100カ国を突破、オンライン人口の99パーセントをカバーに
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2006年からスタートした機械学習ベースの翻訳サービス「Google翻訳」は、10年間にわたって対応言語のアップデートを続けています。2016年2月17日に最新版アップデートが提供され、ついに対応言語が103カ国語になり、オンライン人口の99%をカバーできるようになりました。
Google Translate Blog: From Amharic to Xhosa, introducing Translate in 13 new languages -- now over 100 in total!
http://googletranslate.blogspot.jp/2016/02/from-amharic-to-xhosa-introducing.html
![](https://i.gzn.jp/img/2016/02/20/google-translate-100-in-total/snap11351.png)
今回のアップデートで対応した言語は、アムハラ語・コルシカ語・フリジア語・キルギス語・ハワイ語・クルド語(クルマンジー語)・ルクセンブルク語・サモア語・スコットランドゲール語・ショナ語・シンド語・パシュトゥー語・コーサ語の13カ国語です。
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Google翻訳に新しい言語が追加されるには、書記言語であることが前提条件で、ウェブ上で利用できるようにするために大量の翻訳データが必要になるとのこと。収集した大量の翻訳データを基に、Googleは機械学習・ライセンスドコンテンツ(日本語は『日本語 WordNet』)・ユーザーによる翻訳コミュニティのフィードバックなどを組み合わせて追加できるようになるとのこと。
機械学習については、ウェブ上で翻訳済みの数十億に及ぶテキストをスキャンすることで、統計的なパターンを識別してマシンに言語を学習させることができるとのこと。ただし、翻訳されていない既存の文書はカバーできないため、Google翻訳からフィードバックを提供できる翻訳コミュニティの援助に頼る部分も大きいそうです。2016年2月21日は国際母語デーにあたるため、翻訳コミュニティからGoogle翻訳を支援する良いきっかけとして、Googleはさらなるフィードバックを求めています。
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