Skypeをブラウザで使う「Skype for Web」ベータ版が日本を含む全世界で利用可能に、早速使ってみた
これまでPCでSkypeを利用するにはSkypeのデスクトップアプリをダウンロードする必要がありましたが、ブラウザからURLを開くだけでSkypeの無料通話が可能になる「Skype for Web」のベータ版が公開されています。当初はアメリカとイギリス限定で提供されていたベータ版ですが、全世界に対応して日本からも利用できるようになったとのことなので、実際にSkype for Web同士で通話してみました。
Skype
https://web.skype.com/ja/
Skype for Web (Beta) in US and UK | Skype Blogs – - Skype Blogs
http://blogs.skype.com/2015/06/15/skype-for-web-beta-is-now-available-to-everyone-in-the-us-and-uk/
Skype for Webのベータ版を使うには、Skypeのトップページから「Skype for Webを起動」をクリック。
「使ってみる」をクリック。
Skypeアカウント(Microsoftアカウント)、またはFacebookアカウントでログインします。
するとSkype for Webのトップページが表示されました。Firefoxだとエラーが出て接続できなかったものの、Chromeだと問題なくSkype for Webを開くことができました。
通話やビデオ通話をするにはブラウザにSkypeプラグインをインストールする必要があります。アカウント名の左にある矢印をクリックしたところに、Skypeプラグインのリンクがあるのでクリックします。
「拡張機能を追加」をクリック。
Chromeウェブストアのページが表示されるので、「追加」をクリックします。
拡張機能を追加したら、「プラグインを入手」をクリック。
インストーラーがダウンロードされるので、クリックして起動します。
インストーラーを起動したら「実行」をクリックすれば設定は全て完了。
Skype for Webから確認してみると、ビデオ通話と通話のアイコンが出現してブラウザからSkypeが使えるようになっているのがわかります。
あのSkypeの着信音とともに、相手からの着信も問題なく受けることができます。
実際に試してみると、ソフトウェア版のSkypeと変わりなく通話することができました。さすが高音質の安定した通話をウリにしているSkypeというだけあり、音声も非常にクリアで、ヘッドセットなしでも雑音が入ることはなく十分に実用的なレベル。PCからはLINEやFacebookのビデオ電話機能を使うこともできますが、クオリティはSkype for Webの圧勝という印象。相手側に着信するまで1分ほどかかるときもありましたが、きっと正式版では動作が改善されてさらに良くなっているはずです。
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