Macの新しいOS Xは「El Capitan」、公開された新機能アレコレ
Mac向けの最新OS「El Capitan」がサンフランシスコで開催中の「WWDC 2015」で発表されました。
Apple - Press Info - Apple Announces OS X El Capitan with Refined Experience & Improved Performance
http://www.apple.com/pr/library/2015/06/08Apple-Announces-OS-X-El-Capitan-with-Refined-Experience-Improved-Performance.html
Apple - Live - June 2015 Special Event
http://www.apple.com/live/2015-june-event/
OS Xの発表から。
前回のWWDCで発表されたのは「Yosemite」。
Yosemiteへのアップグレード率は、リリースから8カ月後に55%に到達しました。
対してWindows 8.1は7%です。
美しい山脈。
くつろぐ若者たち。
ものすごい場所でMacBookを使っている仙人のような人が登場。
そして新しいOS X「El Capitan」の発表。
El Capitanはユーザーエクスペリエンスとパフォーマンスが向上。
ユーザーエクスペリエンスは「Spotlight」「プリインアプリ」「ウィンドウの管理」
デモのスタート。
起動してマウスカーソルを振るように操作すると、何とカーソルが巨大化。遊び心にあふれた機能です。
メールは検索機能が強化され、口語のような自然な言語で検索可能になりました。
右や左へのスワイプでメールを処理可能。
次はSafari。Safariではピン留め機能が強化。タブをクリックしてメニューバーの左側にドラッグすればピン留め完了。
ピン留めしたページのリンクをクリックすると……
別タブでクリックしたURLを開いてくれます。また、音声が再生中のタブのスピーカーボタンをクリックすると、音声の再生を止めることが可能になりました。
「Spotlight」のウィンドウはリサイズすることが可能に。
スポーツの試合結果や画像などさまざまな情報を検索して表示してくれます。
次はウィンドウの管理。
たくさんのウィンドウを表示。
多くのウィンドウを別々に表示して管理しやすくなるというわけ。
再度メール。
メールのUIも使いやすいように強化。
メールもタブで管理できるようになりました。
ウィンドウを自動リサイズで、下記の画像のように表示することもできます。
マウスを使ってウィンドウのサイズを管理していた人は、かなり時間を節約できそう。
「Metal」
ゲームとOpenGL
レンダリングは50%高速化。
さらに40%効率化。
ドローコールのパフォーマンスは10倍に。
EPIC GAMES
OS Xの開発者向けベータ版は6月9日から提供開始。
一般向けベータ版は2015年7月から。
無料アップグレードは秋にスタートです。
なお、実際のEl Capitanの操作画面は以下のような感じです。
・つづき
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