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「Windows 10 Home」「Windows 10 Professional」のOEM版価格が判明


2015年夏に190カ国・111言語向けに提供されることが決定しているMicrosoftの最新OS「Windows 10」の価格が、一部だけですが明らかになりました。この情報によると、Windows 10 Home(OEM版)は109.99ドル(約1万3700円)、Windows 10 Professional(OEM版)は149.99(約1万8600円)ドルだとのこと。

Windows 10 OEM pre-orders show up on Newegg, $109 for Home and $149 for Pro
http://www.neowin.net/news/windows-10-pre-orders-show-up-on-newegg-109-for-home-and-149-for-pro

これは小売業者の1つであるNeweggのサイトに情報が掲載されたことで明らかになったもの。Windows 10 Homeは2015年8月31日(月)発売の予定で、価格は109.99ドル(約1万3700円)。

Microsoft Windows 10 Home - Newegg.com
http://www.newegg.com/Product/Product.aspx?Item=N82E16832416892


Windows 10 Professionalも発売日は同じく2015年8月31日(月)予定。価格は149.99ドル(約1万8600円)。

Microsoft Windows 10 Professional - Newegg.com
http://www.newegg.com/Product/Product.aspx?Item=N82E16832588491


それぞれ、製品の特徴として
・スタートメニュー:新たにカスタマイズ可能なスペースが追加され、お気に入りのアプリケーションやライブタイルを配置できる
・「スナップ」の強化
・すべてがウィンドウ内で動く
・新たな「タスクビュー」ボタン
・複数デスクトップ:目的別に別個のデスクトップを作成可能
が挙げられています。

ちなみに、5月29日に更新された「Windows 10 Insider Preview build 10130」では、以下のような機能が追加されています。

Announcing Windows 10 Insider Preview Build 10130 for PCs
http://blogs.windows.com/bloggingwindows/2015/05/29/announcing-windows-10-insider-preview-build-10130-for-pcs/


スタートメニューのカスタマイズ:「Settings」の「PERSONALIZATION」の項目で設定可能なことが増加。最近開いたプログラムを記憶して表示するかどうか、追加したアプリグループを表示するかどうかなどが選べるように。


アイコン:デザインが一新されました。一番上はWindows 8.1のもの、中段はWindows 10プレビュー版に導入されていたフラットデザインのアイコン、下段が新アイコン。


タスクバーのジャンプリスト用UIの刷新:タスクバーのボタン上で右クリックしたときに出てくるジャンプリストが、Windows 10の「スタート」やタスクバーのデザインとなじむものに改められました。


「Continuum」の改善:タブレットモード時、Windows 8.1と同じように上からスワイプするとコマンドが表示されるように。

「Microsoft Edge」の改善点:
・「コルタナ」ペイン、「お気に入り」ペイン、「リーディングリスト」ペインなどで「ピン留め」ができるように。
・「印刷」に高度なオプションが追加
・アドレスバーの改善
・リーディングビューで、異なるコンテンツやウィンドウサイズ、Surface Pro 3のポートレート表示のようなレイアウトもサポート。YouTube・Huluはフルスクリーンで再生可能に。


仮想デスクトップのタスクバー:1ヶ月前に仮想デスクトップユーザー向けに「すべてのデスクトップのウィンドウを表示するグローバルタスクバー」と「現在のデスクトップのウィンドウだけを表示するフィルター済みタスクバー」の2種類をリリースして、ユーザーにどちらがよいかを聞いたところ、フィルター済みタスクバーの支持率が高かったため、これがデフォルトで導入されることに決まりました。ただし、設定によってグローバルタスクバーも使えるとのこと。

Cortanaキーボードショートカット:Windowsキー+Cで、Cortanaの音声認識を起動できるようになりました。


「Microsoft Print to PDF」:PDFファイルとして出力したいとき、わざわざファイルメニューから「PDFとして印刷」を選ばなくても、印刷メニューから「Microsoft Print to PDF」を選べばOKに。

Movies&TVアプリの改善:フルスクリーンモードでの再生ができるようになりました。

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in ソフトウェア, Posted by logc_nt

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