日本初開催のレッドブルエアレース2015千葉・決勝レース丸わかりレポート
地球上で最速のモータースポーツ「Red Bull Air Race(レッドブル エアレース)」がついに日本に上陸しました。アジア初のエアレースパイロット・室屋義秀選手も参戦するエアレース・ワールドチャンピオンシップ2015「第2戦 in Chiba」の決勝レースは、本日2015年5月17日(日)に千葉県の幕張海浜公園で開催されました。決勝レースの様子はこんな感じです。
千葉市 | Red Bull Air Race
http://www.redbullairrace.com/ja_JP/event/chiba-2015
「エアレース」がどんなモータースポーツなのかは以下のムービーを見ればよく分かります。
Red Bull Air Race Chiba / レッドブル・エアレース2015 TVCM - YouTube
前日2015年5月16日に行われた予選は悪天候で風がめまぐるしく変わる中の難しいレース。有力選手がタイムを伸ばせない波乱の展開など、予選の様子は以下の記事を見ればよく分かります。
ついに「空のF1」レッドブルエアレースが日本で初開催、予選の様子を速攻でレポート - GIGAZINE
幕張海浜公園に到着。天候は晴れ。
スーペリアエリアのゲートではパイロンがお出迎え。
朝9時ころはまだパイロンが立てられていませんでした。
風も強くなく、絶好のエアレース日和になりました。
会場は大きく2つのエリアに分かれています。
コースの西側にあるのが自由席。
みなさんレジャーシートなどを敷いて観戦します。
パイロンが目の前の好ポジション。
Aエリアはパイロンの前まで迫れます。
朝10時の時点で最前列は満席状態。
会場には大きなディスプレイもあるので、どの場所からもレースの状況が分かるようになっています。
ビーチのすぐ向こうに見えるのがパイロンで作られた「エアゲート」。
パイロンはエアで自立し、機体が接触すると即座に裁断される特殊な素材でできています。
沖合には船が続々と集まってきました。
臨場感を高めてくれるスピーカーは至る所にあるので、会場のどのエリアでもエアレースを満喫できるようになっています。
室屋選手を応援する人たち。「スポーツ好きなのでエアレースは楽しみ!」と話していました。
思い思いの形でエアレースを楽しむ人たちがそこかしこで見られました。
コースの奥にはレッドブルイメージのBMW mini。
これはレッドブルドリンクを販売するブース。
よく冷えています。
各種レッドブルドリンク。
もちろん、アルコールもあり。
ゴミを回収するコーナーや……
喫煙スペースもあり。
レッドブルのオフィシャルグッズを販売するショップ。なんと10時20分の時点で大半のグッズが完売状態。
続いてスーペリアエリアに入場。
スーペリアエリアはイスが設置されています。
好きな席に座ってOK。
スーペリアエリアのイスは……
こんな感じで角度を変えることができます。
ただし、かなり日差しがきついので、日傘をさす人も多く見られました。
スーペリアエリアの前方には「室屋義秀応援エリア」
イスには室屋選手のフラッグが取り付けられています。
室屋義秀応援エリアのお客さんのリストバンドは黒色。各エリアごとに色違いのリストバンドがチケット代わりというわけです。
◆ラウンド・オブ・14
13時05分から1対1のノックアウト方式で闘う決勝1本目ラウンド・オブ・14がスタート。
ディフェンディングチャンピオンのナイジェル・ラム選手は1回戦で敗北。しかし敗者の中ではトップタイムでラウンド・オブ・8への進出が決まりました。
我らが室屋義秀選手のアタック。
沖の船も見守ります。
会心のフライトは誰よりも速いコースレコード。もちろん勝ち抜きを決め、ラウンド・オブ・8へ進出決定。
開幕戦を制して2連勝を狙うポール・ボノム選手のアタックフライトはこんな感じ。
レッドブルエアレース2015千葉・決勝ポール・ボノムのR14アタック - YouTube
ラウンド・オブ・8は15時05分開始です。
・ラウンド・オブ・8対戦カード
マイケル・グーリアン VS マット・ホール
室屋義秀 VS ポール・ボノム
カービー・チャンブリス VS マティアス・ドルダラー
ナイジェル・ラム VS ニコラス・イワノフ
◆ラウンド・オブ・8
ラウンド・オブ・14の勝者と敗者復活のラム選手の8名で行われるノックアウト制のヒート方式第2ラウンドのラウンド・オブ・8がスタート。
室屋義秀選手のラウンド・オブ・8でのアタックは以下のムービーで確認できます。
レッドブルエアレース2015千葉・室屋義秀のラウンドオブ8のアタック - YouTube
渾身のアタックかに見えた室屋選手のフライトは、10Gを超えたため、無念のDNF(Did Not Finish)。ほぼ勝ちが決まった対戦相手のボノム選手でしたが、室屋選手のタイムを上回る51秒302をたたき出してファイナル4へ進出しました。
◆ファイナル4
レースはいよいよトップ4によるタイムトライアルのファイナル4。秒速10メートルを超える強風が吹く千葉の空がレースの結果を左右しそうです。
2番手に出たボノム選手が51秒502。マット・ホール選手が51秒884、マティアス・ドルダラー選手が51秒903となり、両者、優勝の可能性が消えました。
残すは予選トップのニコラス・イワノフ選手のトライ。
レッドブルエアレース2015千葉・ファイナル4の最後はニコラス・イワノフ - YouTube
イワノフ選手は痛恨の10GオーバーでDNF。この瞬間にボノム選手の開幕2連勝が決まりました。
・最終結果
1位:ポール・ボノム
2位:マット・ホール
3位:マティアス・ドルダラー
4位:ニコラス・イワノフ
5位:ナイジェル・ラム
6位:マイケル・グーリアン
7位:カービー・チャンブリス
8位:室屋義秀
9位:フアン・ベラルデ
10位:マーティン・ソンカ
11位:ハンネス・アルヒ
12位:ピート・マクロード
13位:ピーター・ベゼネイ
14位:フランソワ・ルボット
◆選手記者会見
レース終了後、成績上位の3選手と、室屋選手・チャレンジャーズカップを制したペトル・コプシュタイン選手が記者会見場に登場。
いつもクールなポール・ボノム選手もにんまり。千葉の変わりやすい気候に母国イギリスを思い出したとのこと。千葉大会は自身60レース目の節目を迎えたので特別なレースになったと話しました。
2位のマット・ホール選手。千葉には家族を連れての参戦とのこと。
レースでは運が大切と話したのは3位のマティアス・ドルダラー選手。開幕戦のアブダビでは運がなかったが、ここ千葉では運があったとのこと。
日本に来るのがかねてからの願いだったと話したコプシュタイン選手。今後、マスタークラスへのステップアップが期待されています。
そして最後はお待ちかねの室屋選手。「千葉の空でレースさせていただいたことにまずは感謝いたします。日本開催までにはいろいろな壁がありましたが、それを乗り越えた日本のチームに感謝しています。それらの努力があって、こうして多くの人にエアレースを見ていただけました。また、スポンサーを得てチーム室屋は強くなりましたし、大きなステップを千葉で踏めました。レースも次につながる結果で、手応えが得られました」と話しました。
第2戦千葉大会を終えたエアレースは8レースで争われ、今後も激しい戦いが繰り広げられそうです。
来年も千葉の空にレッドブル エアレースが戻ってくることを大いに期待です。
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