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MicrosoftがWindowsの更新プログラムに次期OSの広告を仕込んでいたことが判明

By download.net.pl

Microsoftは次期OSのWindows 10を正式発表した際に、Windows 7・Windows 8.1・Windows Phone 8.1からWindows 10へのアップグレードがリリース後の1年間に限り無料となることを明らかにし、既存Windowsユーザーを何とかして維持しようと力を注いでいます。Microsoftの既存ユーザー向けの戦略は既に始まっているようで、2015年3月末に配信された更新プログラムの中にWindows 10の広告を表示させる機能や、ダウンローダーを含めていることが判明しました。

更新により、Windows の 8.1 および Windows 7 SP1 で Windows の更新の通知の追加機能
http://support.microsoft.com/ja-jp/kb/3035583

Update for Windows 7 and 8.1 silently installs Windows 10 downloader - Myce.com
http://www.myce.com/news/windows-update-silently-installs-windows-10-downloader-75647/

Microsoftのサポートページでは、3月27日に配信されたWindows 7および8.1向けの更新プログラムKB3035583は「新しい更新プログラムがユーザーに利用可能なときにWindowsの更新の通知の追加機能を使用できます」と説明されています。説明文だけを見ると、「更新プログラムの通知に関する何らかの機能を使えるようになる」と判断できますが、追加された機能が何なのか説明だけではユーザーに伝わってきません。


IT関連メディアのMiceが実際に更新プログラムKB3035583をインストールしてファイルの詳細を調べたところ、システムディレクトリのSystem32内にGWXというフォルダが追加されていることを発見。GWXというフォルダの中には、Downloadというフォルダと4つのEXEファイルやXMLファイルなどが入っていていて、その内の1つである「GWXUXWorker.EXE」というファイルを見ると、説明に「Download Windows 10」と記載されていました。


System32に追加されていた別のファイル「config.xml」を調べると「https://go.microsoft.com/fwlink/?LinkID=526874」と「http://g.bing.com/GWX/」というURLが含まれていますが、2つともページはまだ公開されていない状態です。

また、同ファイル内の「Phases」という部分では、Windows 10のダウンローダーがWindows 10のリリース日が近づくとどのように動作するのかという説明が書かれていて、「Phase」が「None」の場合は全ての機能が無効化されていますが、「Phase」が「AnticipationUX」に移行すると、広告バナーを表示する動作が組み込まれています。「Phase」が「Reservation」に移行すると、「AnticipationUX」時に表示されていた広告にWindows 10の予約に関するページが追加されるようになっていました。


調査を実施したMiceによれば、MicrosoftはWindows 7とWindows 8.1を使用しているユーザーがWindows 10にアップデートするように相当躍起になっているとのこと。Windows 10の広告を受け取りたくない場合はKB3035583をインストールしないほうがよさそうです。

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