AppleからiMac 8Kディスプレイモデルが2015年に登場する見込み

2014年の終わりにAppleからiMac Retina 5Kディスプレイモデルが発売されましたが、2015年には5Kを超える7680×4320ピクセル解像度を持つ8KディスプレイのiMacが登場するとLGが明らかにしたことを、Neowinが伝えています。

Next-generation of High-resolution 8K
http://lgdnewsroom.com/products-solutions/tv/5725(4月7日現在、削除済み)

LG publicly claims that Apple will release an 'iMac 8K' in 2015
http://www.neowin.net/news/lg-publicly-claims-that-apple-will-release-an-imac-8k-in-2015

New Apple TV Will Not Support 4K Video Streaming - BuzzFeed News
http://www.buzzfeed.com/johnpaczkowski/new-apple-tv-will-not-support-4k-video-streaming

これは、Appleが2014年末に発表したiMac Retina 5Kディスプレイモデルのディスプレイ製造を担当しているLGが明かしたもの。情報によれば、2015年リリース予定だという「iMac 8K」では、ディスプレイがさらに改善されているとのこと。ただし、この情報が含まれていた8Kディスプレイに関するニュースリリースは取り下げられています。

HDディスプレイの16倍に当たる7680×4320ピクセル解像度を持つ8Kディスプレイは、LGがCES 2015ですでに発表を済ませており、ニュースリリースの中で「Appleが2015年にiMacの8Kディスプレイモデルを発売するのは明らかだ」と記載していた事を、Neowinが伝えています。

ちなみに、日本では、HD放送のUHDサービスを再構築し、8Kの超高精細映像システムスーパーハイビジョンの試験放送を始まっており、韓国では、2018年に開催予定の平昌オリンピックでの8K対応サービスのデモンストレーションの準備を進めていますが、次世代Apple TVは4Kビデオストリーミングの対応をしないことがBuzzFeed Newsで報じられています。

4K対応のストリーミング配信サービスはありますが、サービスの数自体が少なく、4K対応のテレビを持つ世帯も少ない状態です。また、4K対応のストリーミング配信はコストが高く、大量の情報が帯域を多く使うため、強力な圧縮技術が要求されます。さらに、消費者側も対応が必要になるため、4K対応のストリーミング配信に対応できる世帯は少数です。アメリカでは接続中のIPアドレスのうち、4K対応の15Mbps以上の速度が出るのは19％だと推測されています。こういった環境の未整備もあって、当面はApple TVが4Kに対応する可能性は当面はないとみられています。