100年以上も鶏肉を扱う鶏肉卸専門店の厳選・鳥めしが食べられる「鳥藤」に行ってきました
明治40年創業の鶏肉卸専門店「鳥藤(とりとう)」が築地市場の場内で運営する親子丼・鳥めしの食堂が「鳥めし 鳥藤場内店」です。鶏肉を知り尽くした老舗の鶏肉卸専門店ならではの新鮮な鶏肉料理を味わってきました。
鳥藤場内店 | 業務用鶏肉卸専門 鶏肉販売配送は東京築地鳥藤へ
http://www.toritoh.com/contents/tenpo02/
築地市場に到着。築地市場の最寄り駅は日比谷線「築地駅」と都営大江戸線「築地市場駅」の2つがありますが、「鳥めし 鳥藤場内店」の最寄り駅は築地市場駅です。
平日とはいえ正午の築地市場は各店とも満員状態。鳥藤前にも行列ができていました。お寿司と違って短時間で食事を済ませられる丼物の店のせいか、他店に比べてスーツ姿のビジネスマンの姿が目に付きました。
場内店のオススメは「シンガポールチキンライス」「チキンキーマカレー」とのこと。
なお、弁当やフライドチキンをお持ち帰りできるようです。
列に並びながら店内をのぞくと壁に向き合う形の二の字型テーブル席。回転はかなり早いので、列はどんどん前に進みます。
ということで15分とかからず入店。
テーブルには七味などと一緒にポン酢も並んでいました。
オススメというシンガポールチキンライスは税込950円。なお、シンガポールチキンライスは数に限りがあるらしく、この日は12時30分くらいに売り切れていました。チキンライス目当ての人は早めにお店に行くのがベターです。
鶏のスープで炊いたチキンライスの上に、これでもかというボリュームの鶏胸肉。
甘辛い醤油ベースのたれにネギ。
鶏吸は熱々。
ショウガだれ・スイートチリソース・醤油ベースのたれが添えられています。
まず、鶏肉だけで食べてみると、胸肉とは思えないほどのジューシーさ。以前、ノンフライヤーで鳥ハムを作ったことがありますが、それとは比べものにならないくらいのみずみずしさで、ぷりぷりむちむちジューシーな仕上がりです。
醤油ベースのたれは中華っぽい味付けで、それほど辛くはありません。
一方、チリソースとショウガだれは醤油だれに比べるとピリっとくる辛さなので、スパイシーな料理が好きな人はこちらの方が好みかも。
ピリ辛ソースを添えてチキンライスと一緒にパクリ。ライスにはしっかりと鶏の味がしみこんでいますが、脂っぽさはまったくありません。
チキンライスにはしっかりとした出汁の味が染みており、ジューシーな鶏肉とアクセントのある3種類のたれを変えながらパクパク。かなりのボリュームのはずが、あっという間に完食。
続いてもう一つのオススメ品「チキンキーマカレー」税込950円
こちらもボリューム大の鶏肉。
チキンライスの中には焦がしネギ。
キーマカレーはゴロゴロした挽肉に……
透き通ったスープ状のカレー。
ルーに浸すように食べるもよし。
鶏肉にかけるもよし。
ジューシーな鶏肉に辛みは強くなく深みがありつつもさらっとしたカレーでかなり食が進みます。
塊状になった挽肉が濃厚で、味・食感ともに2種類の鶏肉が楽しめるようになっていました。
全国各地の地鶏が集まる築地市場の鶏肉卸専門店ならではの、鮮度の高い鶏肉を楽しめる「鳥めし 鳥藤場内店」は、チキンライスの他にも鳥めしやシャモを使った親子丼などが味わえます。平日でもお昼時には行列ができる鳥藤の営業時間は土日祝日を除く6時から14時の営業で、チキンライスなど人気メニューは閉店前に完売することが多いそうなので、なるべく早い時間に訪れるのが良さそうです。
・関連記事
唐揚げがおかわり自由で心ゆくまで食べまくれる「鳥どり」に行ってきました - GIGAZINE
築地の初競りマグロを最高値で競り落とす香港「板前寿司」はサーロイン寿司など独特の感性が融合した寿司でした - GIGAZINE
ホルモンを卵でとじた「ホルタマ丼」はワンコインのナイスなB級グルメ - GIGAZINE
ラオスの日本食ビュッフェでは意外なモノが回っていた - GIGAZINE
大阪市中央卸売市場にある創業100年の「ゑんどう寿司」に行ってきました - GIGAZINE
昭和4年創業のたいめいけんで「タンポポオムライス(伊丹十三風)」を食べてきました - GIGAZINE
30分以内においしいタンドリーチキンを作る方法 - GIGAZINE
・関連コンテンツ