「アイマス」や実録ライブ映像を360度体験できるソニーの「ヘッドマウントディスプレイ」で異次元に行ってきた

ソニーストア 大阪は「10周年記念祭」を開催しており、「PS4 メタルスライムエディション」の展示やAR投影メガネ型デバイス「SmartEyeglass」の体験ブースを設けています。2014年11月7日(金)からは新たに「特別版ヘッドマウントディスプレイ」の体験ブースが登場しており、「アイドルマスター ワンフォーオール」のアニメ映像と、「UVERworld」の実録ライブ映像を360度の視点で体験することができるようになっているので、実際にソニーストアから2次元に行ってきました。

ソニーストア 大阪 10周年記念祭 楽しい生活 with Sony｜ソニーの公式通販サイト　ソニーストア（Sony Store）
http://store.sony.jp/store/event/osaka-10th/index.html

ソニーストア大阪はJR大阪駅・地下鉄西梅田駅から徒歩数分のところにあるハービスENTの4階に入っています。

11時の開店直後に到着すると、先週にXperia BIKE コンセプトモデルが展示されていた場所が「特別版ヘッドマウントディスプレイ」の体験ブースになっていました。全部で5台のデバイスが用意されており、ブースではコンパニオンの方が案内してくれます。

体験できるコンテンツは2種類で、UVERworldが実際に行ったライブ映像と……

「アイドルマスター ワンフォーオール」のスペシャル映像です。さっそく体験してみます。

ヘッドマウントディスプレイ本体の他に、映像を出力するXperiaが入った赤いショルダーバッグ、ヘッドホンがあります。

ヘッドマウントディスプレイ本体を手にとってみるとこんな感じ。

メガネを着けたままでも装着できるようになっています。

ディスプレイの上にはおでこを固定するパッド。

目の周辺には装着時にしっかりと顔にフィットさせるシリコンカバーがついています。

裏側にボリューム・両目のピントレバー・メニュー・電源のボタンがあります。

まずはXperiaとバッテリーが入ったバッグを身につけて……

ヘッドマウントディスプレイをセットしてもらいます。

取り付けた様子はこのようにSFチックな雰囲気が漂います。

ヘッドホンを着ければ準備完了。

さっそく映像を開始します。実際に体験する時は以下のXperiaの映像がディスプレイに映っています。まずは目線を前にして……

次に真下を向けばキャリブレーション完了です。

なお、どのような映像が見られるのかは、以下のムービーを見るとわかります。

ソニーストア大阪のヘッドマウントディスプレイの映像はこんな感じ - YouTube


ガヤガヤと女の子たちの声でにぎわう事務所が映し出されます。360度周りをキョロキョロ見回すと、あちこちにアイドルたちが雑談している光景などが見えます。最後に天海春香が自分の元に走ってきて、「おはようございます、プロデューサーさん！」と、あいさつされると映像は終了。周囲の様子は全く見えないので、「触れるんじゃないか……？」と手を伸ばしてしまうと周りの人にぶつかってしまう可能性大なので注意が必要です。

ヘッドマウントディスプレイを体験していると360度どの方向にも映像があり、まるでアニメや映像の中に入り込んだような錯覚を感じられます。体験中の様子は以下のような感じです。

ソニーストア大阪のヘッドマウントディスプレイ体験ブースの様子 - YouTube


360度の映像体験を可能にしているのは、プロトタイプの「ヘッドトラッカー」をデバイスの後頭部に搭載しているため。人の動きを検知して映像と連動させるわけです。

こちらはUVERworldの映像を流してもらい、ヘッドトラッカーを取り外してもらったところ。

トラッカーを動かすと映像の向きが変わります。実際のライブ映像なので、ステージを見ていると歌手が近くに寄ってきたり、方向を変えると真後ろで盛り上がる観客がいたり、盛り上がりどころでジャンプすれば映像も縦揺れするなど、ライブに行かなくても臨場感あふれる映像を体験することができます。

なお、「特別版ヘッドマウントディスプレイ」は今のところ製品化予定はないとのこと。AnimeJapan 2014に出展されていた同試作機の体験ブースは1時間待ちの行列に並ぶ必要がありましたが、ソニーストア大阪では数分待てば体験できる状態で、アニメ映像だけでなく新登場の実録映像も体験可能。前回を見逃した人や近くに寄る用事がある人は、2014年11月9日(日)まで出展されているので、ぜひとも「未来のデバイス」を体験してみて下さい。