ついにYouTubeが60fps対応スタート、ヌルサクムービーが次々登場
フレームレートの高いムービーをYouTubeにアップロードしても、これまでは内部エンコードで約30fpsへ制限されてしまっていましたが、ついにYouTubeが60fpsに対応を開始し、既に60fpsのムービーが次々とアップロードされています。
60 FPS: Motion-intense videos will look even better on @YouTube when we launch support for 48 and even 60 frames per second, coming soon.
— YouTube Creators (@YTCreators) 2014, 6月 27
記事執筆現在、YouTubeにアップロードされていた60fpsのムービーは下記から確認可能です。
Mario Circuit - 1:44.414 - Kαzυσ (Mario Kart 8 World Record) 60FPS WITH CHROME - YouTube
次はWii U向け「マリオカート8」です。レースゲームは背景が動きまくったり、激しい動作を伴ったりするので、60fpsを堪能するにはベストなジャンルの1つ。
背景がガチャガチャしている直線でジャンプ!
ドリフト中に背景に注視すると、スーッと動いていくのがよくわかります。
板が何枚も並べられている橋の上を爆速で駆け抜けても、動きは滑らか。
アイテムゲットのエフェクト発生時にもカクカクしません。
60fps Test | Donkey Kong Country: Tropical Freeze 3-4 Time Attack (Shiny Gold | 00:52:76) - YouTube
次はWii U向けの「ドンキーコング トロピカルフリーズ」で、横スクロールアクションゲームは30fpsと60fpsの動作の違いがよくわかるジャンルの1つ。
ドンキーコングがゴロゴロ回転しながら右方向に進みます。砂埃の動きや画面移動はとてもスムーズです。
高速で回転しながら移動していますが、左右に揺れている火のついたロープの動きは60fpsムービーの滑らかさを実感させてくれます。
回転しながらジャンプしても……
高速でタルから発射されてもヌルヌル動きます。
Skyrim - REAL 60FPS - 1080p Maxed Out - YouTube
こちらはゲーム「The Elder Scrolls V: Skyrim(スカイリム)」の1シーン。一人称視点モードで左右に画面を振っても……
カクカク動作は発生せず。
水面のような遅い動作はもちろんのこと……
魔法で攻撃する、といった素早い動きもカクつくことはありません。
武器を振り上げて……
振り下ろす動作には上下の素早い動きを伴いますが、スムーズに動いています。
なお、「30fps」と「60fps」の違いを詳細に知りたいという人は下記のリンク先にある「30fps」と「60fps」を比較したムービーを見ると、違いがよくわかります。
30fps vs 60fps - Dirt 3 Drifting
http://30vs60.com/dirt3.php
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