世界に1つだけのプログラミングコード＆アートが融合したパネルデザインを生成できる「variart」

ファブリックパネルとは、木製の枠組みに絵やプリントを施した布を貼り付けた北欧発祥の壁掛けインテリアです。そんなファブリックパネルの世界にただ1つのデザインをいくらでも生成できるのが「variart」です。デザインごとにソースコードが組まれており、全く同じデザインが生成されることはないため、バリエーションは無限大。クリックしたり、各種数値をスライドバーで変更したりするだけで、プログラミングコード＆アートが融合したパネルを作成することができます。

Where code meets art | variart
http://variart.io/

トップページには「コードとアートが出会う場所」と書かれています。元となるデザインは大量に用意されており、自分であれこれカスタマイズできるサービスとなっています。

最もよく見られているデザインのトップ16は以下のもの。デザインのどれか1つをクリックするとカスタマイズページが開きます。

以下はオハイオ州の地図をかたどったもので、XとYの座標を指定するバーを変更すれば、地図中のハートの位置を変更できる仕組み。

次はカラフルなものを開いてみました。これは左側のサンプルデザインの画像をクリックするだけで、新しいデザインを生成できるタイプです。

4枚のデザインを生成してみました。どれも似ていますが、1つ1つ異なっていることがわかります。一度生成すると、後で同じデザインを生成し直すことはできないので注意が必要。

全てのページの下部にはソースコードが書かれています。

多くの選択項目が設けられているタイプもあり、これなら他人から見ても一目瞭然で世界唯一のデザインを生成することができます。

四角の黒枠が重なったデザインのもの。つまみを動かすだけでがらりとデザインが変わるのが特徴。

寒色系の四角をマス目に配置したデザイン。角度を変えることができるので、真っ直ぐ壁に掛けても傾いて見える「だまし絵」のようなデザインも生成可能。

variartで生成したパネルを実際に部屋に飾ってみるとこんな感じ。1つあるだけでずいぶんと部屋の印象が変わりそう。

気に入ったデザインをパネルとして購入する場合は、12インチ(30.48cm)×12インチが45ドル(約4600円)、20インチ(50.8cm)×20インチが75ドル(約7700円)、30インチ(76.2cm)×30インチは125ドル(約1万3000円)の一律料金となっていますが、アメリカ国外への発送は今のところ行っていないとのこと。割と手頃な価格なので、今後、国際発送に対応してくれることに期待です。