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Windows XPはサポート切れ間近でも依然として29%のシェアがあると判明


2001年10月に発売されたWindows XPは2014年4月8日でサポートが切れますが、最新の調査結果によるとXPのシェアは依然として29%もあり、脱XPの動きが遅々として進んでいない状況が明らかになりました。

Weeks before expiration date, Windows XP still has 29% OS market share | Ars Technica
http://arstechnica.com/information-technology/2014/03/weeks-before-expiration-date-windows-xp-still-has-29-os-market-share/

StatCounter Global Stats - Browser, OS, Search Engine including Mobile Market Share
http://gs.statcounter.com/#os-ww-monthly-201303-201402

これは2014年2月における全世界のOS市場のシェアを表したグラフ。約9割のシェアを持つWindowsですが、内訳に目を向けると依然としてWindows XPが29.53%のシェアを維持。Windows 8/8.1の成長が鈍い以上に、Microsoftにとっては悩みの種と言えそうです。


上記グラフはArs TechnicaがNetMarketShareのデータをもとに作成したグラフですが、このほかにもStatCounterによるデータでもWindows XPが依然として高いシェアを維持していることが明らかになっています。


2014年1月におけるWindows XPのシェアは北米では12.5%、ヨーロッパでは16.9%と、成熟した市場ではWindows 7やWindows 8/8.1への移行が比較的スムーズに進んでいるとのこと。しかし、アジアでは26.4%、アフリカでは32%と依然として人気を維持しています。

StatCounterのオーダン・カレンCEOは、「サポートが終了すればセキュリティ上、システムやデータが危険にさらされるため、サポートの打ち切りはWindows XPを運用するユーザーや企業にとっては大きな問題です」と述べています。

Windows XPのサポートは日本時間の2014年4月9日に打ち切られる予定です。しかし、依然として30%近いシェアを維持するXPのサポートを打ち切れば大きな混乱は必至。Microsoftがこの人気OSに対してどのような対応をとるのか注目されます。

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in メモ,   ソフトウェア, Posted by darkhorse_log

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