SamsungがTizenベースのウェアラブルデバイス「Gear 2」と「Gear 2 Neo」を発表
Samsungがスマートウォッチ「GALAXY Gear」の次世代モデルに当たる「Gear 2」と「Gear 2 Neo」を発表しました。GALAXY GearはAndroidベースのウェアラブルデバイスでしたが、今回発表された2機種は世界初のTizenベースのウェアラブルデバイスになるとのことです。
Samsung Offers Unmatched Freedom and Style with the Next Generation of Gear devices - Samsung Mobile Press
http://www.samsungmobilepress.com/2014/02/23/Samsung-Offers-Unmatched-Freedom-and-Style-with-the-Next-Generation-of-Gear-devices
両端末は前モデルのGALAXY Gearよりも軽量化されており、バッテリーも通常使用ならば2・3日、使用頻度が低ければ6日ほど保つようになったとのこと。OSはTizenベースに変更されましたが、既に発売されている多くのSamsung製スマートフォンとの互換性もあります。
これがGear 2のCharcoal Black。
背面はこんな感じで、重さは68グラム。
Gold Brown
Wild Orange
前モデルではストラップ部分についていたカメラが本体に内蔵されるようになっており、カメラは2メガピクセルのオートフォーカス機能付きのものが搭載されています。
これはGear 2 NeoのCharcoal Black。こちらはカメラが搭載されていないモデル。
背面
Mocha Grey
Wild Orange
本体は55グラム。
Gear 2とGear 2 Neoの共通スペックは以下の通り
ディスプレイ:1.63インチ Super AMOLED(320×320)
CPU:1.0 GHz デュアルコアプロセッサー
OS:Tizen based wearable platform
本体容量:4GB
メモリ:512MB
バッテリー:リチウムイオン300mAh
さらにGear 2とGear 2 Neoでは「WatchON Remote」というアプリケーションが使用可能で、このアプリを使用すれば搭載されたIR LEDセンサーを駆使してテレビやセットトップボックスなどの操作も可能になります。そして心拍数を測定することも可能で、本体背面にみられるセンサー類がそれらを可能にするのでは、と思われます。
Samsung ElectronicsのCEOであるJK シン氏は新端末の発表に際し、「Samsungは、コンシューマーの生活に完全に溶け込むような端末を作り、スタイリッシュなカスタマイズ・オプションや堅調なアプリケーション・エコシステムを整えることで、ウェアラブル端末市場でのイノベーションをリードし続けます」と発言しています。
・関連記事
サムスンのスマートウォッチ「GALAXY Gear」フォト&ムービーレビュー - GIGAZINE
大画面でマルチタスクも可能なスマホ「GALAXY Note 3」とスマートウォッチ「GALAXY Gear」速攻ムービー&フォトレビュー - GIGAZINE
腕時計型ウェアラブルデバイス「GALAXY Gear」が9月25日に3万円弱で販売スタート、実際に着用するとこんな感じ - GIGAZINE
「Galaxy S5」は虹彩認証機能搭載&原点回帰したデザインになる可能性が明らかに - GIGAZINE
・関連コンテンツ