自分のMicrosoftアカウントが乗っ取られた形跡を確認する方法と対応策

By Judy van der Velden

いくら自分でIDやパスワードの管理に注意をはらっていても、流出したパスワードを使った不正アクセスなどの事件は後を絶つ気配がありません。思いつきやすくてよく使われているパスワードを使わないなどの対応も重要ですが、同時に自分のアカウントに不正アクセスがないかを確認することも重要なことの一つです。Microsoftアカウントへの不正アクセス確認方法と対応方法は以下から確認できます。

Who Tried to Hack Your Microsoft Account? When, Where & Did They Succeed?
http://www.7tutorials.com/who-tried-hack-your-microsoft-account-when-where-did-they-succeed

まずはログイン画面でアカウント名とパスワードを入力してMicrosoftアカウントにログイン。

ログインが完了したら、画面左に表示されている「最近のアクティビティ」をクリック。

内容を確認するためにはセキュリティコードを入力する必要があります。今回はメールでのコード取得方法を選び、受信用アドレスを入力して「次へ」をクリック。

アドレスにセキュリティコードが届いたら、入力して「送信」をクリック。

最近行われたログイン履歴画面が表示されました。

ログインの成功/失敗と日時、その際に使用されたIPアドレスやOSの種別、そしてブラウザの名前が表示されています。

着目するのは、身に覚えのないログイン履歴です。たとえばこのように国外からのアクセスなどの場合は不正なログイン試行である可能性が高くなります。なお、所在地はIPアドレスから判断されるので、ネットワークの状態などによって実際とは異なる場所が表示されることもあります。

見に覚えのないアクセスであることが明らかな場合は、「自分ではない」をクリックしてMicrosoftに通知し、パスワードを変更します。

このほか、アイルランドやイギリス、ロシアからのアクセスがあった場合は不正なログインだった可能性が高いとのこと。もし状態が「正常にログインされました」となっているようであれば、パスワードが流出もしくは解読されてしまった可能性があるので、すぐに新しいパスワードを設定する必要があります。

アカウントのセキュリティを高めるためには、IDとパスワードをまとめて管理するソフトを使ってサービスごとに違うパスワードを使ったり、2段階認証をオンにするという手法が存在しているので、他人事とは思わずに常に注意をはらうことが重要です。