レビュー

iPhoneをも粉砕するBlendtecのミキサーでスムージーを作るとこうなる


スマートフォンやタブレットなど、あらゆるものをミキサーにかけて粉砕することで有名なBlendtecですが、ある日、コストコへ「ウィルキンソン ジンジャエール辛口(リターナブル瓶)24本入り」を買いに行ったところ、実際に販売されているのを発見。「コレは買って帰らねば!Blend It!」と叫びながら購入したものの、よくよく考えると大抵の有名ガジェットは既に公式でミキサーにかけられて粉砕されており、さてどうしたものかと考えた末、「そもそも普通にミキサーとして使われているのを見たことがほとんど無い」ことに気づき、フルーツを突っ込んで本来の用途で使ってみることにしました。

The World's Best Blenders, Mixers & Grain Mills | Blendtec.com
http://www.blendtec.com/

Blendtecのブレンダー「Total Blender Classic WildSide」を使ってiPhone 5やGalaxy S III、iPad mini、Kindle Fire HDなどを粉砕する様子は以下のムービーから見ることができます。大きく間違った使い方ですが、もはやネット上ではこちらの方が正しい使い方となっています。

Will It Blend? - iPhone 5 vs Galaxy S3 - YouTube


Will it Blend? iPad Mini vs Kindle Fire HD vs Nexus 7 - YouTube


パッケージはこんな感じ。


箱を開けると、ブレンダー本体と英語版・日本語版のレシピ集と取り扱い説明書などが入っていました。


海外の家電は英語で書いてある取り扱い説明書に苦戦することがありますが、日本語があるので使用の際もらくちん。


レシピ集も日本語版付き。


スムージーや……


パンまで作れます。


なぜか粘土のレシピまで書いてありました。


本体はこちら。大きさは大体18cm×38cm×20cmで、重さは約3kgです。


電源ボタンは背面の左下に存在。


ジャーには使用する際の目安となる目盛りが書いてあります。


タッチパッドにはスムージーやジュース・スープなど、押すだけで自動でレシピに合わせた調節を行ってくれるボタンの他、スピードの調節、ボタンを押している間だけブレンダーが稼働するパルスボタンなどがあります。


作るものによってスピードや時間がばらばらなのですが、ワンタッチボタンを押せばそれらの調整が全て自動で行われるというわけです。


ということで、調理を開始。まずはフルーツをカットします。


ジャーの中にバナナ・リンゴ・冷凍イチゴ・冷凍ブルーベリー・たっぷりの氷を入れて……


準備完了。


途中でフタが浮いてしまわないように、しっかり閉めます。


電源を入れて……


「SMOOTHIE」のボタンをオン。


ブレンダーを使ってフルーツをスムージーに変えていく様子は以下のムービーから見ることができます。

iPhoneも粉砕できるブレンダーでスムージーを作ってみました - YouTube


時間が経過すると、ブレンダーは自動的にストップ。凍った食材をたっぷり入れていたにもかかわらず、わずか40秒でスムージーは完成。一切れのバナナだけが粉砕を免れました。


液体が少なかったので、中身が飛び跳ねることがなく、フタはちょっと汚れただけ。


コップにスムージーを入れてみます。


完成品はこちら。


冷凍イチゴと冷凍ブルーベリーのおかげでフローズンな見た目。暑い日のデザートに最適です。


食べてみると、シャーベットのようなシャリシャリとした食感で、自然のほどよい甘さがグッド。


Blendtecのブレンダーの特徴は五角形のジャーのデザインと、刃が1枚しかないことにあります。なお、いずれも特許を取得しているとのこと。


この五角形のデザインが大きな渦を作りだし、通常のミキサー以上に食材をブレンドするというわけです。


レシピ集がついていますが、ブレンドする材料はもちろん何でもOK。その日家にあるフルーツと氷だけでおいしいデザートや飲み物が作れます。


ジャーをセットして、スイッチをオン。


液体を少なめに入れるとシャーベットのようでしたが、水を多めにするとドリンク状に。お酒を加えてカクテルも作れそうです。


「SMOOTHIE」ボタンだけでは粉砕しきれなかった、という時にはパルスボタンで追加ブレンドします。


外食が多いと野菜が不足しがちですが、朝食に野菜を使ったスムージーを飲めば体にいいはず……ということで、小松菜・アボカド・バナナを使ったスムージーも簡単に作成可能。


完成したスムージーはこちら。


アボカドとバナナを入れたためか、ものすごくフワフワ滑らかなスムージーが完成しました。


緑色の見た目に「ちょっと……」となりますが、非常になめらかで、ほどよい甘さ。あっという間に完成するので時間のない朝にぴったりです。


洗い物の簡単さもミキサーを購入する上では重要ですが、ブレンダーはジャーや刃が大きいためか、水でサッと洗い流すだけで簡単に洗い流すことができました。なお、使用後は石けん水をジャーに入れてブレンドすると、保管中の衛生面も安心。


繊維が刃に絡みついて取れない、という事態は起こりません。


なお、公式のムービーであらゆるガジェットを粉砕しているブレンダーですが、取り扱い説明書には「食品以外のものを絶対にジャーに入れない」と書いてありました。


日本語マニュアル&変換プラグ付きBlenderの記事執筆時点における価格はAmazon上で5万9380円となっています。

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in レビュー,   ハードウェア,   動画,   , Posted by darkhorse_log

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