デザイン

紙の弾丸を使って遊べるダンボール製のライフル「Paper Shooters」


3Dプリンタで作ったパーツを使って発射可能なライフルを組み立てる方法が公開されるなど、DIYで銃が作れるようになってきましたが、安全に遊べる本格的なライフルを、ということで柔らかい紙で作られた弾丸とボール紙を使って作られたライフルで遊べるキットが「Paper Shooters」です。

Paper Shooters
http://www.papershooters.com/

DIY cardboard rifle can fire paper pellets up to 23m (Wired UK)
http://www.wired.co.uk/news/archive/2013-04/5/cardboard-blaster-gun

実際にPAPER SHOOTERSを使用している様子などは以下のムービーから見ることができます。

PAPER SHOOTERS™ Indiegogo Campaign Video (Cardboard guns that shoot) - YouTube


Paper Shootersはボール紙を使って作られたライフル。ライフルには3つのデザインがあります。以下は迷彩柄の「Digital Ops」


「Zombie Slayer」


「Golden Touch」


キットはプラスチック製の発射装置と装置をカバーする段ボール製の「スキン」、金色の薬きょう8個セット、専用の弾丸50個、ゾンビの頭の形をした的、スキンの型などがセットになったもの。


ペーパークラフトのようにスキンを組み立てます。


そしてプラスチック製の発射装置を組み立て、その上にスキンを取り付けていきます。


発射装置の各パーツをボール紙でカバーしていき……


完成。


組み立て後はこんな感じになります。


外側のほぼ全体がボール紙で包まれています。


使用する弾丸は柔らかな紙製。


使用時は弾丸を水につけてふやかします。なお、この弾丸は紙でできているため、無くなってしまったら自分で作ることも可能です。


弾を薬きょうにセッティング。


本物のライフルのように、薬きょうをマガジンに詰めます。


マガジンを本体に装填すれば準備は完了。


あとは実際のライフルように構えて、標的に狙いを定めます。


濡れた紙でできているため、的に命中した弾は貫通するのではなくベチャッと的の上でつぶれました。


薬きょうは弾が込められるごとに、ライフルの外へと排出される仕組みです。弾丸は約20m先の的まで飛ばすことが可能となっており、安全性を重視して作られているのですが、構造としてはエアガンに似ているため扱いには注意が必要そうです。


製品は8歳以上であれば使えるようになっていますが、組み立てのプロセスなどを考慮に入れて対象年齢は14歳とされています。


Paper Shootersは現在中国で生産を開始するための資金を集めている最中で、Digital Opsは45ドル(約4500円)Zombie SlayerとGolden Touchはは65ドル(約6500円)の出資で商品化した際にゲットすることが可能ですが、日本から出資を行う場合送料として別途12ドル(約1200円)が必要となっています。なお、締め切りは現地時間で5月20日の16時59分です。

CARDBOARD RIFLE: Blast Paper Ammo Up To 75ft! | Indiegogo
http://www.indiegogo.com/projects/cardboard-rifle-blast-paper-ammo-up-to-75ft

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in 動画,   デザイン, Posted by darkhorse_log

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