海底の様子を窓から見ることが可能な水中ホテルの美麗な写真20枚
魚やサンゴ礁、タツノオトシゴやヒトデなど、海の世界の息をのむような光景を間近に見ることができる円盤形の海中ホテルを建設する計画がドバイで進行中です。21の客室はすべて海底にあり、昼は太陽光に照らされた海の世界を、夜はライトアップされた臨場感たっぷりの海の世界を大きな窓から眺めることが可能。ホテルにはダイビングや水上スキーといったアクティビティの施設も完備されます。
Deep Ocean Technology - Underwater Hotel: Home
http://www.deep-ocean-technology.com/
なお、ホテルの様子は以下のムービーから見ることができます。
WATER DISCUS on Vimeo
また、窓の横を悠々とジンベイザメが泳ぐ部屋の様子をシミュレートしたムービーは以下から。
Under Water Hotel - view from hotel room on Vimeo
こちらが水中ホテル。ホテルは主に水中と水上の2つのパートによって分けられており、柱の中にあるエレベーターや階段によって接続します。客室は水中にあり、水上の円盤にはレストランやスパ、レクリエーションエリアが作られる予定。
ホテルの出現でビーチリゾートが急にSFっぽさを帯びてきました。
夜にはライトアップ。
交通面だけでなく安全面での配慮からも、屋上にはヘリポートが設置されています。
また、屋上にはプールも設置。
中はこんな感じ。
水中ですが、インターネットも高速で通信可能。また、ラジオや衛星電話も使えるようになっています。
客室は水深10mの位置に21室が用意される予定。どの部屋も窓の向こうには海の世界が広がっており、夜には特殊な照明でライトアップされるとのこと。
写真からは確認できませんが、部屋にはさまざまな透過性のカーテンが用意されているため、プライバシーも確保できます。
部屋にはモニターが設置されていて、ミニチュアの水中自動車を操作することで海の詳細な様子を見ることも可能です。
なお、客室は以下のような配置。
窓は丸く海中に突き出すようなフォルムです。
建物は全部で5つあり、ホテルにはダイビングや水上スキー、水中スクーターなどマリンスポーツの施設も完備。
昼間の様子。
夜はこんな感じ。
下の円盤は位置を調整することが可能で、緊急時などは水上に姿を現します。
海中の円盤がゆっくりと上がっていきます。
海面上に現れた様子はこちら。また円盤はホテル本体から切り離すことも可能で、変化の伴う海の環境に合わせてホテルをデザインすることができます。
海の環境を壊してしまわないのか?という懸念もありますが、環境を壊さないための新しいエコシステムも開発しており、また、ホテルはレジャー施設としてだけではなく海中環境保全を目的とした研究施設としても使用されるようです。
建設は現在ポーランドにあるグダニスク大学の科学者や技術者の協力のもと進められており、宿泊料など詳細は未定です。
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