ローラースケートどころではない電動ローラー付きシューズ「spnKiX」
他の乗り物のようにCO2も排出せず、低コストで簡単な移動手段となるのが、充電式の電動ローラー付きシューズ「spnKiX」です。操作は手元のリモコンから行え速度を変えることも可能、1度の充電で10~16kmが移動でき、最大速度は時速10kmとなっています。
spnKiX - Rocket Skates - World's Smallest Electric Vehicle
http://spnkix.com/
以下がspnKiX。大きさは幅228mm×高さ254mm×奥行き241mmです。
後ろから見るとこんな感じ。
体重90kgにまで耐えられ、対象年齢は16歳以上。足のサイズが24~31.5cmの人なら誰でも使えます。
実際にspnKiXを使用している様子は以下のムービーから見ることができます。
A SUMMER FUN DAY! on Vimeo
spnKiXを装着。
本体の後ろにある電源ボタンを押します。
操作はリモコンで行います。スイッチを入れると……
タイヤが勢いよく回り出しました。
最高速度は時速10kmで、道の状態や上り坂・下り坂がどのくらいあるのかにもよりますが、一度の充電で10~16kmを走ることが可能。充電は4~5時間で完了します。
バイクなどで移動するよりもコストがかからず、CO2も排出しません。またセグウェイよりもずっと自由に動き回ることが可能。
難しい操作などは必要ないので、すれ違いざまに……
くるっとターンを決めて即座に停止することもできます。
spnKiX PROの価格は699ドル(約6万円)ですが、予約販売限定で599ドル(約5万円)で購入することが可能。またspnKiXには安価な簡易版spnKiX EZも存在します。
spnKiXはKickstarterで出資を募り、目標額2万5000ドル(約211万円)のところを12万300ドル(約1015万円)集めたという人気商品。集めた資金によって出資者には既に製品を発送済みで、その実績をもとにしてこうして製品として一般販売できるようにまで成長することができた、ということになります。なお、軽い雨や道路にできた水たまりなどは問題ありませんが、完全防水というわけではないので使用時には注意が必要です。
・関連記事
時速24kmで走れる靴「iShoes」 - GIGAZINE
ローラーシューズを使って自家発電 - GIGAZINE
歩いたあとに動物の足跡が残っていく「異常値」という名の靴「Outliers」 - GIGAZINE
成長に合わせてサイズを変えられる子供靴 - GIGAZINE
70%オフで足の痛みを劇的に改善する自分用「インソール」を注文する方法 - GIGAZINE
・関連コンテンツ