本場ベルギーで認められるレベルのチョコ満載、ミニストップのベルギーチョコフェア全種制覇してみた

モンドセレクションといえば1961年創立、依頼されたものを審査してその品質レベルに応じて銅・銀・金、そして最高金賞を授与するわけですが、その本拠地はベルギーにあるため、ベルギーチョコを使った食べ物でモンドセレクションに認められるというのは至難の業。その難題を成し遂げ、コンビニのチルドスイーツとしては初の「最高金賞」(金賞よりもさらに上、一番上はコレ)を受賞するに至ったミニストップの実力が発揮されまくりなのが2012年8月28日(火)~2012年9月16日(日)の間に開催される「ベルギーチョコフェア」となっており、一体どれほどのものなのか全種制覇してみることにしました。
ベルギーチョコフェア | キャンペーン・セール | MINISTOP
http://www.ministop.co.jp/campaign/belgian-choco-fair/index.html
ミニストップに到着。

「ベルギーチョコフェア」の商品である「ベルギーチョコソフト」「クランブルベルギーチョコパフェ」の垂れ幕を発見!

全19品ということですが、ミニストップといえばやはりソフトクリーム。そしてソフトクリームといえばバニラというイメージがありますが、ミニストップで人気NO.1なのは実はこの「ベルギーチョコソフト」だそう。

やってきたのがこちらの「ベルギーチョコミックスソフト」と「ベルギーチョコソフト」(各税込198円)。

コーンの他にはカップもあります。

まずは「ベルギーチョコミックスソフト」から。ベルギーチョコソフトは、ベルギー産の原料にこだわり、伝統的な製法で作りあげた最高級のクーベルチュールチョコレートを使用しているとのこと。苦みがありつつもコクのあるチョコと柔らかい甘さのバニラがマッチして良くまとまった味に。

一方こちらの「ベルギーチョコソフト」は、ほんのりと苦みのある濃いチョコレートの味と同時に、カカオの風味が感じられます。食べている最中に水分が欲しくなるほどに凝縮されたチョコの味が楽しめるので、チョコレート好きな人ならばこちらを迷わずチョイスすべき。

次は「クランブルベルギーチョコパフェ」(税込298円)にチャレンジ。

ショコラティエールとして活躍されている斉藤美穂さんが監修されたとのことですが、一体どのような味なのかワクワク。

クランブルやチョコソース、そしてベルギーチョコソフトなどが乗っており豪華な見た目。

では、いただきます。一口食べると濃厚なチョコの風味がグッと広がり、明らかに一般的なコンビニのスイーツとレベルが違うことがわかるほど。中でもサクサクした食感が特徴のクランブルとベルギーチョコソフトの組み合わせが良く、豊かな食感と味が楽しめます。

「ベルギーチョコソフトのみでは、自分にとっては濃すぎる」という人にもこのクランブルがよい味のクッションになっていて馴染みやすい味になっており、どんどん食べ進めていけるはず。

店内の商品棚には「ベルギーチョコフェア」の商品などを集めたコーナーがあり……

ここで残りの14品をゲットしてレジへGO!!

こちらもおなじく斉藤美穂さん監修の「ハーモニー~フランボワーズ・パンナコッタ・ムースショコラのヴェリーヌ~」(税込240円)と「トロワ ショコラ~3種のチョコレートを使ったヴェリーヌ~」(税込240円)。

まずは「ハーモニー~フランボワーズ・パンナコッタ・ムースショコラのヴェリーヌ~」から。フランボワーズソース、チョコクリームソース、パンナコッタ、チョコムースを使って5つの層が作られているのがポイント。

では、いただきます。

ビターなチョコムース、ほどよい甘さのパンナコッタの対照的な味がおもしろく、そこにフランボワーズソースが加わると苦味、甘み、酸味の3つが楽しめる重層的な味になります。中でもフランボワーズソースの酸味が後味をスッキリとさせ、次の一口を進ませます。口あたりもなめらかで上品な一品。

こちらは「トロワ ショコラ~3種のチョコレートを使ったヴェリーヌ~」。ホワイト、ミルク、ビターの3種類のチョコレートをムースに仕立て3層にしてあります。

こちらもいただきます!

めちゃくちゃ柔らかな舌触りがグッド。中に散りばめられたチョコチップはムースよりも少し硬めの食感、かつ濃い味でよいアクセントに。

しかし、やはりなんと言ってもホワイト、ミルク、ビターの3つが合わさったときの味が何とも言えません。カカオの風味がしっかり満喫できるうえ、ミルクの甘みがジワジワと口に広がります。しっとりとした甘みをじっくりと味わいたいときにチョイスしたい一品。

同じく斉藤美穂さん監修の「クレーム・ベルギーチョコレート」(税込180円)。

2012年モンドセレクションで最高金賞を受賞したスイーツ。

他の商品とは明らかに違うこの重厚感。

他の商品も濃いチョコレートの味が楽しめるのですが、こちらはその上をいくめちゃくちゃ濃い味でその分チョコレートの持つ風味、コクがしっかりと味わえます。しかも、ただ濃いだけではなくクリーミーな甘さも併せ持っているのですが、実はチョコレート、生クリーム、卵をあわせて蒸し焼きにしてあるそう。そして食感は見た目の濃厚さと反して非常に柔らかく、なんとも不思議な一品。仕事終わりのご褒美にこれが1個あれば、1日の良い締めくくりになりそう。

「ベルギーチョコパフェ」(税込260円)と「ベルギーホワイトチョコパフェ」(税込240円)。

「ベルギーチョコパフェ」は、ベースにはチョコプリン、そしてその上はチョコムース、ベルギーチョコをブレンドしたガナッシュ、ココアスポンジなどが重ねられ、さらにブラウニーやチョコパフなどが乗せられており、非常ににぎやかな見た目。

「なんだか良い香りがする……」と思ったら、実はラム酒がかけてあるとのこと。このココアスポンジがラム酒の風味をよく吸っていてチョコプリンとよく合い、1個しか無いのが残念に思うほど。

一方「ベルギーホワイトチョコパフェ」はこれまでとはちょっと違った趣向で、ベルギーホワイトチョコレートが使用され、さらにはピンクの削りチョコやいちごのフリーズドライもあり、かわいらしい見た目をしています。

ホワイトチョコムースとピンクのスポンジの重層構造。

まずは白とピンクのコントラストを目で楽しみ……

いただきます。欲を言えばいちごの酸味がもう少し欲しいかなという気もしますが、ホワイトチョコレートの豊かな味わいが感じられるうえ見た目のかわいらしさも楽しめるパフェに仕上がっています。

こちらは「Wベルギーチョコタワー」(税込260円)。

高さもあり、奥行きもある立体的な見た目でボリューム満点。

ココアスポンジ、ベルギーチョコレートをブレンドしラム酒の香りのするチョコムース、北海道産ホイップクリームを一度に味わうことができますが、中でも生クリームの味が強く感じられ、ときおりチョコレートの濃い風味が追いかけてくる感じ。なので、「チョコもいいけど生クリームをしっかり味わいたい」という人向けです。

「チョコパイシュー~ベルギー産カカオマス入りチョコクリーム&ホイップ~」(税込130円)。

冷蔵させているためにひんやりとした触り心地。

半分に割ってみると、こんな感じ。

少し苦味のあるチョコクリームとなめらかなホイップクリームをしっとりと言うよりもサクサクしたパイシュー皮でまとめて食べます。量もおやつにちょうど良いので、残暑の厳しい暑い日にイートインコーナーなどでサクッと食べると良さそうです。

こちらは「ベルギーチョコタルト」(税込298円)。

パカッとフタをオープン。タルト生地の上にはベルギーチョコクリームがかけられ、さらにナッツがトッピングされています。

タルトと言うことですが、生地はケーキのように柔らかめで中身はスポンジとムース。全体的に柔らかい歯応えで、ナッツのプチッとした食感が際立つ内容。

「ベルギーチョコムースケーキ」(税込298円)。

口に入れるとラム酒で香り付けされたコクのあるチョコの風味が広がります。柔らかいチョコクリームとねっとりとしたチョコムースのダブルパンチで、これでもかと言うほどにチョコの味。

スポンジ部分のふかふかした口当たりもグッド。

「ベルギーチョコロール」(税込150円)。

ストライプの模様が特徴。

手と比べるとこれぐらいの大きさ。

中はスポンジとクリームが交互に重ねられ、キレイな模様。もっちりしたココア風味の生地とラム酒が入れられたホイップクリームがよく合っており、さらにはボリュームもあるので小腹がすいたときにオススメ。

洋風のラインナップが揃う中で和風テイストな「スティック大福 ベルギーチョコホイップ」(税込130円)。

ボヨンとなる柔らかい大福生地。

生地は普通の大福モチよりも分厚めで、中にはベルギーチョコホイップクリーム。生地のなめらかな食感とちょっと硬めのベルギーチョコホイップクリームの対照的な食感が印象的。

「ベルギーチョコクロワッサン」(税込105円)。

手に乗せてみました。

なんと使用されているのは板チョコ。この板チョコをチョコ味の生地で包んでいるわけです。

デニッシュ生地にチョコが織り込まれていて、さらに板チョコが見えます。クロワッサンのモチッとした食感と板チョコのサクッした食感の2つが味わえます。105円ながら本格的なベルギー産チョコレートを味わえる一品。

「ダブルチョコクリームパン」(税込125円)。

チョコ風味の生地、ベルギー産チョコ入りのチョコクリーム、なめらかなチョコホイップクリームと、とにかくチョコ三昧なパン。

生地の食感はフワフワ。「チョコクリームだけではちょっと濃いかな」と思うところですが、チョコホイップがなめらかな舌触りと甘みで良いアシストをしています。

そして、ファイナルは「ビターチョコモナカ」(税込158円)。

12個のブロックからなっており、モナカ類としては最大級の200mlになるそうです。

中はやはりベルギー産チョコレート。

モナカとアイスの間には、実はチョコレートが入っており思いがけずバリバリとした食感が味わえるのがポイント。ボリュームもあるのでチビチビ食べる必要がなく、豪勢にかぶりついてOK。

で、全種制覇するとそれなりの金額になるワケですが、対象商品を含む500円以上のレシートがあれば「斉藤美穂さんが貴方のために贈る手作りベルギーチョコレート(400名様)」「斉藤美穂さんと優雅に楽しむベルギーチョコレート菓子教室(90名様)」に応募することができる、とのこと。

なので、店頭に設置してあるリーフレットの応募ハガキにレシートを貼り付けて必要事項を記入して応募すれば何もムダにならず、さらなる楽しみまでゲット可能。

全種制覇してみてオススメはどれかというと、ほぼ間違いなく最高金賞の「クレーム・ベルギーチョコレート」(税込180円)が味的にも値段的にも圧倒的。どれぐらい圧倒的かというと、これをそのままデパ地下に置いて1つ500円以上の値段を付けても売れるだろうというぐらいのレベル。ブラインドテストをしてこれをコンビニスイーツだと看破するのは極めて難しい次元。何よりそれだけの味を実現していながらわずか180円というのが戦慄すべきレベルであり、ミニストップの恐るべき潜在的実力が発揮されていると見なしていいはず。ただ、あまりにも本格的すぎて、若干玄人好みな面もありますが、逆に言えばそこまでの段階に達したという意味でもあるため、「ほほぅ、これが本場ベルギーで認められるレベルの最高金賞の味か」ということで一度体験しておくのはかなりアリです。

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