Twitterクライアント「Twit」、開発終了へ


2007年4月から公開されており、窓の杜にも収録され、窓の杜大賞金賞も受賞しているほどのWindows上で動作するTwitterクライアント「Twit」が開発終了することが明らかになりました。

ヒビノアワ: Twitの開発を終了します
http://cheebow.info/chemt/archives/2012/09/twit_end_of_dev.html


作者による公式声明によると、以下が開発を始めた歴史。

もともと、日本語が使えるWindows用のクライアントソフトがなかったので作り始めたものでした。
その後クライアントがたくさん開発されて選択することができるようになるまでは、Twitくらいしか選択肢がなく、さまざまな要望に応えるべく、活発に開発を続けてきました。
今は、たくさんのクライアントがあり、選ぶのに困るくらいの状況です。

そもそも、Twitter自体が今のように巨大なサービス(というか、インフラ?)になるなんて、2007年の僕は想像もしていなくて、とりあえず開発はしてみたけど、そんなに長く使うもんじゃないでしょ、と思っていたのです。
手持ちのライブラリを使ってお手軽にその当時使い慣れていたDelphiでちょちょいと2日くらいで作ったのが最初のバージョンでした。

Twitterの不便を解消しつつ、あらたなTwitterの楽しみ方を提案してきました。
返信を簡単にできるようにするとか、発言をタブで切り分けるとか、選択した発言によってリストの色が変わって「会話」が見えやすくなるとか。
今では、当たり前のことが当時はできなかったんですね。


しかし、「時代は変わりました。あれから、5年です」「もちろん、モチベーションもあの頃のままではありません。自分が作らなくても、すでにきちんとしたものがあります。それに、Twitterも変わりました」ということで、TwitterのAPI仕様変更(Twitter APIの利用ルールが変更となりリクエスト回数が基本毎時60回以内に - GIGAZINE)に触れ、以下のように記しています。

Twitの歴史は、Twitterの不具合と、度重なる仕様変更との戦いの歴史ではあったのですが、それでも、Twitter社と僕ら開発者は手を取り合って進んできました。
でも、もう、あの頃の関係のままでは進んでいけない時期なんでしょう。


既に国内では「P3:PeraPeraPrv」がTwitter仕様変更によって開発終了を2012年8月28日に表明、海外でも「Tweetbot for Mac」がAPIの大幅な変更や規約変更によってアルファ版の一般への提供を中止し、アルファ版アカウントユーザーのみにベータ版を提供することを表明しており、Twitterの動きがいろいろな方面へ影響を今後も与え続けることは確実です。

なお、ソースコードの公開などについては「【追記】Twitのソースコードを公開する予定はありません。というか、そもそも開発環境を構築することが僕以外の人にはできないと思います。再配布不可のライブラリとか使っているので」とのことです。

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in ソフトウェア, Posted by darkhorse