歴代のバットモービルが総出演する公式ドキュメンタリー「THE BATMOBILE」
アメリカン・コミックスのヒーロー「バットマン」シリーズに登場するスーパーカー「バットモービル」。1966年に公開された初の長編映画から2012年7月に公開される「ダークナイト ライジング」まで、それぞれの撮影に使用された実車の映像や関係者のインタビューなどを収録したドキュメンタリー「The Batmobile Documentary(ザ・バットモービル)」の予告編が公開されています。
The Batmobile Documentary - YouTube
ムービーの冒頭に登場するのは1966年に放送が始まったテレビシリーズ「バットマン」に登場した車体。
車体の先端が少しだけ写っているのは「バットマン リターンズ」版のバットモービル。
側面が青く光っているのは「バットマン フォーエバー」に登場したもの。
運転席しか映っていませんが、オープンカータイプであることから「バットマン&ロビン Mr.フリーズの逆襲」に登場した車体であることがわかります。
こちらは「バットマン ビギンズ」のもの。
コンセプトアートのイラストも見られます。
映画の中での活躍シーンはこんな感じ。
「バットマン ビギンズ」から「ダークナイト ライジング」の監督を務め、シリーズ最高のヒットを飛ばしているクリストファー・ノーラン監督のインタビューも収録。
初期のコミックに描かれたバットマンとバットモービル。
「バットモービル」にフォーカスを当てた作品なので、とにかく車体の映像が豊富。いろいろな角度から徹底的に撮影しています。
敵を蹴散らしながら突っ込んでくるシーンや……。
炎の中を突っ切って登場するバットモービルの映像もこれでもかと登場。
「バットマン フォーエバー」と「バットマン&ロビン」の監督ジョエル・シュマッカーは「バットモービル抜きのバットマンはいない」と作品中での重要性を語っています。
バットマンは生身の人間なので、武器となる乗り物が必要になるとのこと。
「バットマン」と「バットマン リターンズ」で監督を務めたティム・バートンも、自分が撮った映像とともにバットモービルを語っています。
武器の使用シーンはこんな感じ。
車体前方側面にマシンガンが出てきて……。
前方の障害物を破壊。
同じくドーンッ。
「アレはマジでヤベェ車なんだぜ」と興奮気味に語る男性はラジオパーソナリティのジョン・ヘインです。
実際にバットモービルを運転していたスタントマンも登場し、「車の屋根を乗り越えたり、階段を登ったり、下りたりした」と話しています
「バットマン ビギンズ」から「ダークナイト ライジング」で主演をつとめるクリスチャン・ベイルは運転した印象を聞かれると「騒音がひどいんだ。耳の中に叫び声を上げているオジー・オズボーンがいるような感じさ」と話しています。
初期のテレビシリーズでバットマン役を務めたアダム・ウェストもインタビューも収録。
冒頭に登場した初期のバットモービルのカスタムを行ったおじさんは「本物のパラシュートが付いているんだ」と興奮気味に語っています。
これがパラシュートの格納部分。
当時の写真では実際にパラシュートを開いている様子が確認できます。
満面のドヤ顔。
歴代のバットモービルが並ぶとこんな感じ。
実際に走行している様子も撮影されています。
驚きの表情を見せる沿道の人々。
大勢の人に囲まれたバットモービル。
その他にもバットモービルの活躍シーンが盛りだくさん。
このムービーはWarner Bros. Entertainmentの公式チャンネルで公開されているもの。
なお、本編は2012年のホリデーシーズン(11月下旬~12月後半)にブルーレイとインターネット経由のダウンロードで販売される予定とのことです。
・関連記事
3300円程度で購入できる本格的なバットモービル型のゴーカートの設計図 - GIGAZINE
1978年式シボレー・コルベットを自力でバットモービルに改造 - GIGAZINE
バットマンの車が変形したトランスフォーマー - GIGAZINE
バットモービルに改造された車が売りに出される - GIGAZINE
バットモービルが駐車違反で切符を切られる - GIGAZINE
・関連コンテンツ