串かつ食べ放題1Dayパスで100本の串かつに挑戦してきました
2012年7月3日に新世界・通天閣が100周年をむかえるのを記念して、新世界串かつ振興会加盟店対象店舗で、串かつ食べ放題イベントが企画されています。7月2日・3日・4日の3日間、チケット購入日に限り1000円で1日中串かつが食べられるというわけで、1人で参加した場合一体どれほど食べられるものなのかチャレンジしてきました。
串かつ食べ放題1Dayパス|100年だより-新世界の100歳を祝うWEB情報誌-
場所は「大阪府大阪市浪速区恵美須東2丁目4-11」で「串かつ横綱 本館」の前でチケットの発行が行われています。
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最寄り駅は大阪市営地下鉄御堂筋線の「動物園前」駅。
てくてくと歩いていくと、通天閣が見えてきました。
チケットが発行される「串かつ横綱 本館」の前では、10時前には既に長蛇の列が。
事前予約をしていたので、受付はスムーズに終わらせることができました。受付の際に、このようなスタンプラリーと店のマップがついたチケットが手渡されます。
1Dayパス購入者と一目でわかるようにリストバンドの装着も必要です。
新世界串かつ振興会加盟店対象店舗は全部で16店舗。
注文できる串かつは全店共通で、串かつ(牛)、豚バラ、ホルモン、砂ずり、鶏ささみ、鶏もも、いか、たこ、ほたて、うずら、チーズ、ウィンナー、もち、玉ねぎ、ししとう、山芋、しいたけ、れんこん、にんにく、なすの20種類。
さて、では早速1店目に行きます。こちらは「壱番 本館」。営業時間は24時間なのですが、食べ放題が可能な時間は10時~24時まで。
ビリケンさんがお出迎え。
こちらでは、店に入るとまずスタンプラリーにチェックしてもらいます。
席につくとこのようなカードが渡され、お会計の際にはこれを見せればOKとのこと。
机の上にはキャベツとソース。
ルールとしては、ソースの二度漬けは禁止。
店内にはレトロな雰囲気が漂うポスターなどがあり、雰囲気も楽しめます。
そうこうしているうちに、串かつが到着。左から砂ずり、いか、ホルモン、鶏もも、串かつ(牛)、鶏ささみ、豚バラ
豚バラをソースに漬けていただきます。
揚げたての衣はサクサク、中の具は温かくジューシーな感じ。ソースは酸味がありつつもさっぱりしており、肉の味をもり立てます。
串かつはiPhoneと比べるとこんな感じの一口サイズなので、パクパクと食べ進めていけます。
「ソースが足りないかな」と感じたら、このようにキャベツでソースをすくってかければ大丈夫です。
そして、第二陣が到着です。左から、ししとう、玉ねぎ、山芋、れんこん、ほたて、しいたけ、たこ。
タコは身が引き締まっており、噛み応えが抜群。
そして、にんにく、なす、うずら、チーズ、ウィンナー、もちが来ました。
この赤いウィンナーがなんだか妙に懐かしい気分にさせてくれます。
あっと言う間に20本完食です。
なお、店の外にも席があり晴れている日なら日光を浴びながら気持ちが良く食事ができます。
次の店は「寅勝」(11時~22時の営業時間)にすることに。
店内には時代を感じさせるポスターが。
まずは肉系から攻めていきます。
ホルモンはかみ応えがあり、かめばかむほどに味が出てきます。ソースは「壱番」と同じようにさっぱりとした感じで、胃にもたれることが無いので食べ放題にはピッタリな感じ。
店前に立つ店員の方々の背中から感じる「二度漬け御免」のメッセージ。
第二陣の登場、ウィンナー、うずら、チーズなどの変わり種が中心です。
うずらの中心部にはいい具合に火が通っていて、アツアツの卵の風味が口に広がります。
ちょっとおなかが苦しくなってきましたが、なんとか完食。
今度はあっさり目を意識して、野菜を中心に注文。
野菜の中でも、れんこんのかみ応えとあっさりとした味がグッド。
野菜の味を十分に堪能して、20本を食べきりました。
2店で合計40本食べると、かなりおなかがいっぱいになります。例えるなら、マクドナルドのビッグマックを3個食べたほどの満腹感。ということで、腹ごなしのためにちょっと新世界をブラブラと散歩してみることにしました。
「新世界国際劇場」。串かつ屋の中にはレトロな映画のポスターなどが貼ってありましたが、この映画館では実際に昔の映画を鑑賞することが可能。
こちらは「朝日劇場」。運が良ければ、劇場周辺でお芝居の格好をした役者の方を見ることができます。
そして、通天閣を登ってみれば……
「ビリケン像」を拝めます。こちらのビリケン像は3代目で、2代目よりも一回り大きく、頭髪が金箔で覆われているとのこと。
さて、散歩も堪能できたので次のお店に向かうことにします。こちらは「初代 エビス」(11時~23時の営業時間)。
丸いちょうちんのようなライトが特徴のお店。
早速注文です。ここの串かつは割と衣が厚めです。
こちらは串かつ(牛)。衣が分厚く、ソースをたっぷり吸ってくれるので、ソースの味を楽しみたい人にはピッタリ。
何本も一気に頼むとどれから食べようかとあれこれ悩みますが、またそれも楽しさの一つ。
こちらはモチ。かなりおなかにたまるので、手っ取り早くおなかを満たしたいときに頼むといい一品。
おなかはそれほど減ってないのですが、ペロリといけちゃいます。
店員さんに頼んで背中を見せてみらいました。こちらのお店でも串かつソースの二度漬けは禁止。
野菜系を頼んでみたのですが、衣の厚さもあってボリュームがすごいです。
鮮やかな色のナスが食欲を誘います。
こちらのお店でも20本完食。おなかはけっこう限界……
しかし、まだまだいきます。「朝日」(11時~23時の営業時間)。
お店の方によると、やはりいつもの平日よりも人が多いとのこと。
カウンター席についたのですが、実際に揚げてくれるところを見ることができ……
「あいよ!」とそのまま手渡ししてくれるのがうれしいところ。
どんどんやってきます。
こちらは衣が薄いのですが、歯があたるとサクサクッと衣が口の中で崩れていく感覚が味わえます。
れんこん、にんにく、もちなどもやってきました。
チビ太のおでんのような形をしたにんにく。香ばしい味がいいのですが、今日は一体何個のにんにくを食べたでしょう……。
なんとか完食。
最後に店員の方にチケットにチェックを入れてもらい店を後にします。
店を出ると、既に日は沈んでおりネオンに照らされたまた違った新世界を見ることができます。
次が最後の店なのですが、このじゃんじゃん横丁にあるお店。
「大西屋」(11時~22時の営業)という店です。
お店に来ている人々の腕を見ると、多くの人がリストバンドを巻いていました。
早速最初の串かつが登場。
やけどしそうなほどのあつあつの肉汁が染みだしてきます。
たまねぎはシャキシャキ。
なんとか完食できましたが、相当おなかは苦しい状態。
次の串かつはこちら。
とここで、店員の方から「これも串かつによく合うよ」と差し出されたのが「味付ぽんず」。普通のぽんずよりもまろやかな味になっているとのこと。
かなりさっぱりしていて、ソースの濃い味に飽きたときに食べると新鮮な味わいを感じます。
最後の7本が到着しました。
まずはイカ。コリコリの食感をかみしめます。
トロリと溶けるチーズは、濃厚な味というよりもあっさり風味。
ということで、最後の1本。
たっぷりとソースをつけて食べたのは、ほたて。
これでなんとか100本の完食を達成……。
100本を食べるのに要した時間は、休憩をはさみながらの約12時間。厳しい局面も多々ありましたが、新世界を味わい尽くし、ちょっとした達成感を感じることができます。興味のある方はぜひ。
なお、当日チケット200枚は11時くらいには完売したとのことなので、なんとしても手に入れたいという人はできるだけ早く来ることをオススメします。
また、今回は訪れることができませんでしたが、以下のお店でも串かつの食べ放題が楽しめます。
「壱番 別館」(11時30分~21時の営業)
「串かつじゃんじゃん 新世界本店」(11時~23時の営業)。
「じゃんじゃん大西屋」(11時30分~22時30分の営業)。
「名代 鶴亀家」(営業時間は24時間、食べ放題は10時~24時)。
「串かつじゃんじゃん 新世界3号店」(11時~22時の営業)。
「横綱 本館」(10時~23時の営業)。
「横綱 別館」(11時~22時の営業)。
「なにわ八圓」(11時~22時の営業)。
「ヤマハチ商店 新世界本店」(11時~22時の営業)。
「串かつじゃんじゃん 新世界2号店」(11時~21時の営業)。
「串かつじゃんじゃん ジャンジャン横丁店」(11時~23時の営業)。
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