CPUコア40・メモリ128GB・SSD400GB搭載の2Uサーバ「PowerEdge R810」フォトレビュー
物理コア数10個、スレッド数20のインテル製プロセッサー「Xeon E7-4860(2.26GHz)」4基を備え、最大80スレッドの実行が可能なデルのサーバーマシン「PowerEdge R810」。今回はいろいろカスタマイズして注文した実機が届いたので、主な特徴を写真でチェックしてみることにしました。
デルから2台の2Uラックサーバマシンが到着。
外箱は成人男性の身長の半分近い大きさです。
箱を開けるとこんな感じ。
付属品は電源ケーブルや取り扱い説明書、フロントパネルなど。
本体サイズは高さ86.4×幅443.1×奥行き720.6ミリ。
ラックマウント用なので側面には取り付け用のピンがあるだけ。
端子類はまとめて背面に設置されています。
1100ワットの電源ユニットを2基搭載し、冗長化。
ホットスワップにも対応なので、急な障害が発生してもサーバーを起動したまま修理することが可能。
ネットワーク部分はギガビットイーサポート×4を備えています。
前面には排気口の他に電源ボタンがあり、ストレージへのアクセスも可能。
RAID 1で運用できるようにするため、2.5インチSATA SSD×2とSAS接続のHDD×2を搭載。万が一どちらかのデータが破損しても一気にすべてのデータを失う危険性を減らしています。
いずれも簡単に取り外し可能。
修理を受ける際に必要なサービスコードなどが記載されたカードもいっしょに入っています。
電源を入れると……。
小型のディスプレイが点灯。
天板はマイナスドライバーでロックを解除して……。
取っ手を跳ね上げれば一発で取り外し可能。
こんな感じで「ガバッ」とオープン。
パネルの裏には各パーツの取り外し手順などが記載されています。
内部を上から見るとこんな感じ。左から順に電源とネットワークコントローラー、ファン、CPU、メモリという並び。
トレイの下には……。
エラーコレクション機能付の4GBメモリー32枚、合計128GB分が備え付けられています。
以下のように取っ手状のレバーを押すと取り外しができるのは一般的なPC用メモリーと同じ。
この黒い箱はRAIDコントローラーのバッテリーです。
HDDとマザーボードを接続するSASケーブル。
冷却ファンも取り外し可能。
さらに個々のファンも外すことができるため、修理・交換も簡単。
CPUのヒートシンクは以下の通り。
下にはグリスが塗られたCPUが見えます。
カバーを開けるとこんな感じ。
CPUを取り出してみるとこうなっています。
というわけで、これからさらにいろいろとセットアップ予定となっています。
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