最速毎秒200MBの読み出しが可能なアルミ製のタフネスUSBメモリ
外出先などで高速ネット通信が使えない環境で近くにいる人と写真やムービーなどをやりとりする際にはUSBメモリがあると便利。GIGAZINE編集部に転がっているUSBメモリはちょっと古くて転送速度が遅かったり、容量が小さかったりするものばかりだったので、せっかくなら大容量かつ高速でちょっとやそっとのことでは壊れないUSBメモリが欲しいということでいろいろと調べてみたところ、「Flexi-Drive Ultimate(64GBで税込み1万8799円)」が価格と性能のバランスが良かったので購入して実力を確かめてみることにしました。
なお、選択の際にポイントになったのは
・アルミ製ボディで堅牢製が高い
・8チャンネルのチップコントローラー搭載でデータ転送が速い
というあたり。
パッケージはこんな感じ。タフネス仕様を謳う製品だけに、背景にはコンクリートが裂けたような画像があしらわれたワイルドなデザイン。64GBと128GBのモデルがありますが、今回は128GB(2万9800円)を購入しました。
背面に記載されている説明によると、データ転送速度は読み込み最速毎秒200MB、書込み最速毎秒120MBとなっています。
正面から見るとこんな感じ。本体サイズは79mm×27mm×9.3mmです。
反対側には「www.sharkoon.com」と発売元のURLが書かれています。
側面はこうなっています。滑り止めなどの加工は施されていませんが、特にキャップが開けづらいと言ったことはありません。
逆側も同じ作り。
実測重量は約24グラム。
だいたい10円玉5枚分くらいの重さです。
編集部にあったUSBメモリと比べてみると、横幅が倍近くあることがわかります。
フタを開けるとこんな感じ。
一般的なUSB3.0対応のメモリと同じで差し込み口の中はブルーです。
差し込み口の反対側には突起があり、この部分に外したキャップを取り付け可能。
こんな感じでキャップを付けられるのでうっかりどこかに置き忘れることが減るはず。
デザイン上のポイントは本体上部に溝が入っていること。アルミの質感と相まって、ライフルのマガジンのようなヘビーデューティーさをアピールする作りになっています。
ノートPCに差し込んでみました。一般的なUSBメモリより横幅があるので、場合によっては隣の端子と干渉することがあるかも知れません。
無料でフラッシュメモリやHDDやSSDなどの速度を計測できる「CrystalDiskMark 3.0.1」を使って計測した速度は以下の通りです。なお、この値はWindows 7(64bit)、Core i7-2620M(2.7GHz)、メモリ16GB、HDD750GB搭載の「Let's Note CF-S10」で計測したものです。
なお、10分近くデータを連続で読み書きしていたところ本体が40度以上と、かなり熱くなることがわかりました。持てないというレベルではありませんが、アルミ製のためプラスチックより熱が伝わり易いのかもしれないので注意が必要です。
ハードな環境下でUSBメモリを使用してムービーや高解像度画像など大容量のデータを素早く読み書きしたい、という人はこの記事を参考にしてみて下さい。
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