「XQDメモリーカード」登場、将来は書込速度5Gbps(毎秒625MB)・容量2TB超も可能

昨年12月に発表されていた新メモリーカード規格の「XQDメモリーカード」をソニーが業界で初めて商品化、先ほど発表されたニコンの「D4」に対応、2012年2月15日から発売するとのことです。

業界最高の書き込み速度1Gbpsを実現した“XQDメモリーカード”を商品化 | プレスリリース | ソニー
http://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/201201/12-0106/

なお、この「XQD」というのは書き込み速度は1Gbps（125MB/秒）、XQDメモリーカード対応デジタル一眼レフカメラニコン「D4」でのRAW撮影時において約100コマの連続撮影を可能にしており、速度理論値は2.5Gbps、将来的には5Gbpsに対応予定で、技術的には理論上2テラバイトを超える大容量化も可能だそうです。

XQDメモリーカード16GB「QD-H16」（市場推定価格：2万円前後）、重さは約10グラム、サイズは約29.6mm×3.8mm×38.5mm、インターフェースはPCI Express。

XQDメモリーカード32GB「QD-H32」（市場推定価格：3万3000円前後）

XQDカードリーダー「MRW-E80」（市場推定価格：4000円前後）、重さは約42グラム、サイズは約50.0mm×86.0mm×12.5mm、インターフェースはUSB 3.0。

XQDエクスプレスカードアダプター「QDA-EX1」（市場推定価格：4000円前後）、重さは約13グラム、サイズは約34.0mm×75.0mm×5.0mm。