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各種スマホの強さとシェアがわかりやすいぐりぐり伸びるアニメーショングラフ

by Europa Press

iPhoneやAndroidといった端末を触っている人を見かけることはもはや珍しくもなくなりましたが、では、そのシェアはどのように伸びてきたのでしょうか。asymcoがこれをインタラクティブなグラフとしてまとめており、iPhoneがどういった推移を見せてきたのか、Androidがどこで伸びてきたのかが一目でわかるようになっています。

Interactive Smartphone Platforms Data | asymco

グラフの下にあるOrderで表示順を決められるので、ここで「Share of Smartphones」を選ぶとスマートフォンのシェア比較になります。データは全世界の数値をあわせたものです。


データは2007年6月から始まっています。まだAndroid端末の姿はなく、ノキアの使用しているSymbianがトップ。


その後、じわじわとSymbianのシェアを他のスマホが奪っていきます。2位がWindows Mobile/PhoneからBlackBerryに入れ替わり。


2008年8月末ごろ、iOS(iPhone)のシェアが2位に。


しかし、iOSはここで一気に伸びるわけではなく、BlackBerryとWindows Mobileともつれつつの戦いが続きます。2008年12月ごろにAndroidもこのグラフに姿を現します。


Androidは猛烈な勢いでシェアを伸ばし、まずはWindows Mobileを追い抜きます。


さらに伸びるAndroid、iOSも追い抜いてBlackBerryを追い詰めていきます。


2010年10月のグラフではAndroidが2位に。


SymbianとAndroidとのシェア差はどんどん埋まっていきます。一方、Windows Mobileの低迷が……。


2011年、とうとうAndroidが1位に。


最新データは2011年9月1日のもの。かつてのSymbianのようにAndroidが圧倒的です。Windows Mobileはさらに後から出てきたBada(Samsungの独自モバイルプラットフォーム)にも抜かれてしまいました。


ちなみに、このグラフにフィーチャーフォン(ガラケー)を加えるとこうなります。2007年に圧倒的だったSymbianでも、フィーチャーフォンと比べるとこれほどの差があります。


スマートフォン同士のシェア争いなんて些末なものでした……とはいえ、じわじわフィーチャーフォンからの乗換も進んでいます。


最新の状態がコレ。


折れ線グラフで見るとこうなります。唯一フィーチャーフォンを追い上げているのがAndroidで、意外とiOSはゆっくりとした伸び方です。


とはいえ、まだまだフィーチャーフォンが活躍する場面は多く、あっさりとスマートフォンが追い抜いてしまうということはなさそう。むしろ、WindowsPhoneやBlackBerry、Symbianといったスマートフォン内で主流から外れたOSがどうなっていくのかが気になるところです。

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in モバイル, Posted by logc_nt

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