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トイレが近すぎて捕まった銀行強盗


フロリダ州Ocalaで、銀行を強盗した直後にその銀行の出口から道を渡ってすぐの仮設トイレへ入り、しばらく歩いたところのレストランで再びトイレを借りた男が、通報を受けて駆けつけた警官により逮捕されました。銀行強盗を働いたら一刻も早く現場付近から立ち去りたいというのが強盗の心理かと思われますが、この強盗はトイレが我慢できなかったのでしょうか?

詳細は以下から。Bank of America at SE 1st Ave. robbed early Friday morning; Ocala police arrest suspect | Ocala.com

2011年2月25日(金)午前9時39分、銀行強盗の通報を受けてフロリダ州Ocalaのバンク・オブ・アメリカ支店へ駆けつけた警官は、武器を持って「これは銀行強盗だ」と書いた紙を銀行員に見せた黒人の男が1320ドル(約10万8000円)を受け取ったのち北玄関から逃走したと聞かされました。


駐車場へ続く北玄関。


付近をパトロールしていたOcala署のMike Hilton巡査は、銀行の北玄関から道路を渡ってすぐの駐車場にある仮設トイレから出る黒人男性を見かけ、バスケットボールショーツにワークブーツという少し不自然な服装を不審に思い、後を付けたそうです。男を追跡しながら、ほかの警官と連絡をとり銀行強盗の詳しい身体的特徴などの情報を得たHilton巡査は、男が銀行から1マイル弱の場所にあるRichard's Placeというレストランへ入るのを確認すると、男と接触するため店舗へ入りました。

レストランへ入ったHilton巡査は、店内のトイレから出てきた男に身分証明書の提示を求めましたが、男は持っていないと言ったため、店の外へ同行することを求めました。店の外でHilton巡査が支援に駆けつけたRobert巡査と合流すると、男はポケットへ手を入れようとしたので、2人の警官は安全上の理由から「ポケットに手を入れないように」と注意しました。すると男は「お金を返そうと思っただけだ」と話し、「何の金だ?」と尋ねると「銀行のお金だ」と説明したため、銀行へ連行し、銀行員の証言により強盗を働いた男と同一人物であることが確認され、武装強盗の容疑で逮捕されたそうです。

逮捕されたCharles F. Grier容疑者(52歳)。過去にも2001年にジャクソンビルの銀行強盗で懲役刑を受け、2006年9月に出所したとのこと。


仮設トイレからはその後、Grier容疑者が犯行当時に履いていたと思われるジーンズなどの証拠品が発見されています。


エアソフトガン、安全ベスト、スニーカー、ヘッドホンなどの証拠品。


Grier容疑者が行員に見せた「This is a bank robbery(これは銀行強盗だ)」と手書きされた封筒もトイレから見つかっています。

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in メモ, Posted by darkhorse_log

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