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これで将来は農薬いらず?野菜や果物にキャップをして新鮮に保つカプセル


農薬(虫害対策のものではなく、鮮度保持剤など果肉部分にまで浸透して農作物の保存に使用される薬剤、つまり収穫後の作物を保存する農薬)を使わずに作物を新鮮に保つためのカプセルのコンセプトモデルが紹介されていました。

果物や野菜の茎部分にキャップをすることで栄養を供給し、新鮮さを保っていくという仕組みのようです。まだ実用段階ではありませんが、その見た目は何だか未来っぽい雰囲気を醸し出していて、ちょっと使ってみたくなってしまいます。


未来を感じさせる、カプセル型装置の詳細は以下から。Future Gadgets that Will Keep Vegetables Fresh Naturally | iSpyce

一見すると果物にキャップをしているように見えるカプセルは、有害な化学薬品を使わず、消費者に新鮮な果物と野菜を届けることを目標として考案されました。


装置本体はコーンスターチ由来のプラスチックから作られていて、この装置は本体、フタ、そして栄養になる液体で構成されています。


仕組みとしては植物用の栄養ボトルと同様のようですが、茎に差し込むことでかなり未来っぽい感じがしてきます。野菜や果物を収穫したらすぐにこのキャップを取りつけることで、栄養を供給することが可能になっているそうです。


果物や野菜だけではなく、切り花を新鮮な状態で保存しておくこともできます。


農薬の大きな役割である虫害の防止についての対策がないのがちょっと不安ですが、農薬を使わずに新鮮さを保てる仕組みが確立すれば、家庭での野菜の保存にも役立ちそうですね。

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in メモ, Posted by darkhorse_log

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