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ショートカットの右クリックメニューを拡張してリンク先フォルダを一発で開くなど7つの機能を追加できるフリーソフト「Link Open」


Windows Vistaにはショートカットを右クリックすると、そのリンク先のフォルダを開く「ファイルの場所を開く」というかなり便利な機能があります。ソフトによってはプラグインの追加や設定のバックアップなどをするときにこういった機能を利用できると非常に便利なのですが、Windows XPではなぜかこの機能がありません(プロパティから「リンク先を探す」を選べばできるが、右クリックから一発ではできない、という意味。なおかつあとでプロパティを閉じる手間もかかる)。

そこで使いたいのがこのフリーソフト「Link Open」。これをインストールすれば、ショートカットを右クリックした際に「リンク先をエクスプローラで開く」「リンク先のフォルダを開く」「リンク先を選択」「リンク先のフォルダを選択」「リンク先のプロパティを開く」「リンク先をファイラで開く」「リンク先をコマンドプロンプトで開く」といったメニューが表示されるようになり、かなりお役立ちです。特にスタートメニューから各ソフトのショートカットを表示して右クリックし、それから各フォルダに移動するという一連の流れはこれまでのイライラ感をゼロにする勢いで、はっきり言って必須ソフトの一つです。

ダウンロードとインストール方法などは以下から。
S.F.Cafe.Weblog LinkOpen

窓の杜 - Link Open

上記サイトからダウンロードした圧縮ファイルを解凍すると7つのフォルダが出てきます。


各機能のインストールは以下のような手順になります。

・「リンク先をエクスプローラで開く」のインストール
LinkExpフォルダの「LinkExp.inf」を右クリックしてから「インストール」を選択すればインストール完了


・「リンク先のフォルダを開く」のインストール
LinkDirフォルダの「LinkDir.inf」を右クリックしてから「インストール」を選択すればインストール完了


・「リンク先を選択」のインストール
LinkSlctフォルダの「LinkSlct.inf」を右クリックしてから「インストール」を選択すればインストール完了


・「リンク先のフォルダを選択」のインストール
LinkPosフォルダの「LinkPos.inf」を右クリックしてから「インストール」を選択すればインストール完了


・「リンク先のプロパティを開く」のインストール
LinkPropフォルダの「LinkProp.inf」を右クリックしてから「インストール」を選択すればインストール完了


・「リンク先をファイラで開く」のインストール
LinkFileフォルダの「LinkFile.ini」を開き、任意のファイラを設定して保存します。ファイラへのフルパスやコマンドラインの指定などが可能です。インストール後にファイラを変更したい場合は「Windows ディレクトリ」のLinkFile.iniを修正すればOKです。


次に「LinkFile.inf」をエクスプローラで右クリックしてから「インストール」を選択すればインストール完了


・「リンク先をコマンドプロンプトで開く」のインストール
LinkCmdフォルダの「LinkCmd.inf」を右クリックしてから「インストール」を選択すればインストール完了


なお、アンインストールは「プログラムの追加と削除」から可能です


ちなみにこれがVistaに搭載されている「ファイルの場所を開く」機能です。地味にいい機能だったりします。

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in レビュー,   ソフトウェア, Posted by darkhorse

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