レビュー

ウィルコムの最新スマートフォン「Advanced/W-ZERO3[es]」フォトレビュー


6月7日(木)に正式に発表され、先日発売日が7月19日(木)に決定したウィルコムのスマートフォン「Advanced/W-ZERO3[es]」ですが、今回貸し出してもらうことができたので、さっそく触ってみました。

最新のスマートフォン向けOS「Windows Mobile 6」を採用したほか、CPUやメモリが強化され、無線LANやワイドVGA(800×480ドット)を表示可能な3インチのモバイルASV液晶、なぞるだけで簡単に画面スクロールなどアプリケーションの操作ができるジョグ機能内蔵カーソルキー「Xcrawl」を搭載したにもかかわらず、横幅が50mmと、手に収まりやすい大変コンパクトな端末になっています。


ちなみに今回貸し出してもらえたのは製品版ではなく試作機とのことなので、製品版と仕様が異なる場合があるかもしれないそうです。

詳細は以下の通り。
外箱はこんな感じ。


「親愛なるW-ZERO3オーナーへ」とのこと。


箱を開けたところ。


本体、USBケーブル、ACアダプターです。


こんなものも入っていました。どうやらこれがスタイラスのようです。


ACアダプターはこんな感じ。試作品なので、電圧などの仕様は書かれていません。


コネクタが従来の物と形状が大幅に変更されています。このままでは既存のW-ZERO3シリーズ用の充電ケーブルや外部バッテリーは使えそうにありません。


こちらはUSBケーブル。仕様変更はされていません。


本体はこんな感じ。液晶画面下にある円形のものが、なぞるだけで簡単に画面スクロールなどアプリケーションの操作ができるジョグ機能内蔵カーソルキー「Xcrawl」です。


裏側。


開いてみたところ。キーボードは4段で、数字キーが省略されています。数字を入力する時はFnキーと「Y」や「U」などを同時押しすれば入力できます。


開いた状態で裏返すとこんな感じ。


右上に見えるのがスピーカー。


カメラは通常撮影モードと接写モードを切り替え可能。画素数は131万画素です。


裏ぶたを開けてみたところ。バッテリーが入っていますが、やはり仕様は不明です。


バッテリーを取り外してみたところ。


本体上部にはW-SIMスロットがあります。


W-SIMはネットインデックス社製の「RX420IN」。高度化通信規格W-OAMに対応した、「青耳」と呼ばれているモデルです。


左側にはUSB miniBポート。


下部左側にはACアダプターを接続するコネクタが。やはり従来と形状は異なります。


下部右側にはイヤホンマイク用の平型端子。


本体右下にはキー操作をロックできるスイッチがあります。


右上にはおなじみ画面の向きを切り替えるボタン。下にはmicroSDスロットがあります。


microSDスロットのふたを開けたところ。


触ってみた感想ですが、横幅が50mmになったおかげで、W-ZERO3W-ZERO3[es]と異なり、かなり違和感なく持つことができます。ダイヤルキー部分にややカーブがかかった形状なのも持ちやすくしている大きなポイントです。閉じた時はまるで大画面液晶を搭載したストレートタイプの携帯電話といった感じ。重さもW-ZERO3の220g、W-ZERO3[es]の175gを大幅に下回る157gであるため、通常の携帯電話と比べても、あまり重く感じません。また今回から搭載された、なぞるだけで操作ができる「Xcrawl」により、画面のスクロールなどが大変楽になっているため、スタイラスの必要性が下がっているところもうれしい。

そしてフルキーボードですが、数字キーが省略されたものの、キー自体が盛り上がっているほか、[es]と比べてキー自体が大きくなっていることから、入力がしやすくなっています。特に[es]ではキーが小さすぎて打てなかった…という人にオススメです。

それはそうと、あまりにもコンパクトなAdvanced/W-ZERO3[es]ですが、実際どれくらいコンパクトなのかを、これまでのW-ZERO3シリーズと比較してみました。続きは以下から。

・次の記事
Advanced/W-ZERO3[es]とW-ZERO3シリーズの大きさを比べてみました - GIGAZINE

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in レビュー,   モバイル, Posted by darkhorse_log

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