Blueskyが利用規約やガイドラインを改定、EUやアメリカの法律に準拠するべく禁止コンテンツの具体例を明示

2025年7月に、イギリスの「オンライン安全法」(OSA)に対応するため年齢確認機能を追加したBlueskyが、オンライン安全法のほかEUの「デジタルサービス法」(ESA)、アメリカの「テイクイットダウン法」に準拠する形でポリシーとコミュニティガイドラインを改定することを発表しました。
Updated Terms and Policies - Bluesky
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オンラインで子どもたちを守ることを目的とした法律として、イギリスで「オンライン安全法」、アメリカで「テイクイットダウン法」がそれぞれ成立しました。SNSのBlueskyは、これらの法律に準拠するようにポリシー類の改定を行うことにしています。
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コミュニティガイドラインの改正案は「安全第一」「他者の尊重」「本物の追及」「ルールを守る」の4点を主要原則として構成され、それぞれ原則ごとに許可されるコンテンツと禁止されるコンテンツの具体的な例が明示されます。
また、OSA、DSA、テイクイットダウン法準拠のために、有害なカテゴリーの明確化が行われ、より多くの具体例が追加されます。執行手続きについてもOSAとDSAの要件に従って、段階的執行モデルが導入され、コンテンツモデレーションの手順が明文化されます。また、DSAに準拠してEEA(欧州経済領域)ユーザー向けに法定外の司法的救済措置ガイドラインも追加されることになりました。
利用規約は、OSAをはじめとしたオンラインの安全に関する法律や規制への準拠を明確化して、必要に応じて年齢確認を義務付ける形に更新されます。また、DSAに準拠するため、違法コンテンツへの対応の詳細や、異議申し立てプロセスが追加されます。
これらの改定内容は2025年9月15日から適用されます。
なお、PCからBlueskyにアクセスするとこの件に関するお知らせのダイアログが表示されることがあるようです。

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in ネットサービス, Posted by logc_nt
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