2025年02月03日 22時00分試食

一平ちゃん30周記念限定で甘いイチゴのショートケーキと融合した「明星一平ちゃん夜店の焼そばショートケーキ味」が9年ぶりにパワーアップして復活したので食べてみた

明星食品の人気カップ焼そば「一平ちゃん夜店の焼そば」シリーズから、一平ちゃん30周年を記念して期間限定で「明星一平ちゃん夜店の焼そばショートケーキ味」が2025年2月17日(月)に登場します。2016年12月に登場したショートケーキと焼そばを組み合わせた衝撃的メニューで、一平ちゃん30周年をお祝いするバースデーケーキをイメージして9年ぶりに品質やデザインをパワーアップさせて復活。一足先に食べる機会を得られたので、実際に食べてみました。

「明星一平ちゃん夜店の焼そばショートケーキ味」(2月17日発売) | 明星食品
https://www.myojofoods.co.jp/news/13114

2016年に登場した「明星一平ちゃん夜店の焼そばショートケーキ味」は以下の記事で試食しています。

カップ焼きそばとショートケーキを融合させた「明星一平ちゃん夜店の焼そばショートケーキ味」が謎の完成度の高さ - GIGAZINE

明星食品からGIGAZINE編集部に送られてきたのがこれ。外箱がケーキの入れ物を模したデザインになっています。

側面には「一平ちゃん夜店の焼そば 30周年 SINCE 1995」と書かれています。

箱を開けると、ちょうど「明星一平ちゃん夜店の焼そばショートケーキ味」が2つ入っていました。

「明星一平ちゃん夜店の焼そばショートケーキ味」のパッケージはこんな感じ。

原材料はこんな感じ。ソースは糖類やいちごソースなど、かやくはいちご加工品とクレープフレークとなっています。麺量は90gで、通常の「明星一平ちゃん夜店の焼そば」の麺量が100gなので、わずかに少なめ。

カロリーは1食当たり499kcal。

包装をはがしたところ。

フタを開けて取り出した中身は、粉末ソース、あとのせかやく、いちごソース。

あとのせかやくの中身が気になったので、皿の上に出してみました。赤い大粒が乾燥したフレーク状のダイスイチゴで、ピンク色の小さな薄片がフィアンティーヌです。2016年版はヨーグルト風味のキューブやシュガースプレーが入っていたのですが、2025年版はイチゴに寄せていっている印象。

熱湯を注いで5分待ちます。

5分経ったら、湯を切ります。

そして、麺に粉末ソースをまぶしていきます。粉末ソースの正体はクリーミングパウダーで、袋を開けたとたんにショートケーキのクリームとスポンジケーキを思わせるような甘い香りが漂いました。

クリーミングパウダーを麺にどばっとかけたところ。この段階で、すでにカップ焼そばを作っている光景からはかなり離れています。

しかし、箸でよくかき混ぜると、クリーミングパウダーは溶けていって麺に絡み、見えなくなりました。ただし、生クリームっぽい甘い香りは依然として漂っています。

次にいちごソースを投入。2016年版はバニラ風味のマヨソースでしたが、今回は赤いイチゴのソースです。麺に満遍なくかけようと思ったのですが、いちごソースの量がかなり少なかったため、全体にかけるのはかなり難しいものがありました。

最後に、あとのせかやくをかけて完成。見た目は麺料理なのですが、あとのせかやくとしてダイスイチゴがトッピングされているビジュアルと甘い香り、そして白い器のせいで「確かにこれはショートケーキなのかもしれない」と一瞬錯覚してしまうほど。

せっかくなので、ケーキと同じくフォークで食べてみました。麺をずずっとすすると、ショートケーキのクリーム特有の甘い香りとまったりとして濃厚な甘さ、そしてイチゴの甘酸っぱさが口の中に広がります。麺はもっちりとして弾力があり、ダイスイチゴやフィアンティーヌの食感や甘酸っぱさがいいアクセントとなって、ショートケーキらしさをこれでもかと演出。ただし、当然ながら焼そば自体はほかほかと温かく、味はショートケーキっぽいのに温度感覚が全く異なります。塩気や焼そばソースの味はなく、ショートケーキらしいクリーミーな甘さがしっかりと感じられるので、焼そばというよりも温かいスイーツという印象を受けました。