レビュー

シミュレーションRPG「ユニコーンオーバーロード」同梱のオリジナルデッキ構築型カードゲームプレイレビュー、高い戦略性と運要素がバランスよく絡み合い初心者から上級者まで楽しめる

ユニコーンオーバーロードのカードゲームの画像


アトラスが2024年3月8日(金)に発売するシミュレーションRPG「ユニコーンオーバーロード」の限定版パッケージには、開発元のヴァニラウェアオリジナルカードゲームが同梱されます。そんなユニコーンオーバーロードのオリジナルカードゲームが編集部に届いたので、どんなカードゲームなのか、実際にプレイしてみました。

ユニコーンオーバーロード - 公式サイト
https://unicorn-overlord.com/

内容物がこんな感じ。今回遊んだものは制作過程のプロトタイプで、製品版はカードの角が丸くなったり、豪華な箱に入っていたりとブラッシュアップされるとのこと。

ユニコーンオーバーロードのカードゲームの内容物


カードは「ユニットカード」「アイテムカード」「領地カード」「クリティカルカード」「炎上カード」「呪いカード」「戦力値カード」「名声値カード」の全8種類合計239枚で、これらを駆使して対戦を行います。

ユニコーンオーバーロードのカードゲームに使用するカード


これがユニットカード。

ユニコーンオーバーロードのカードゲームに使用するユニットカード


ユニットカードにはパワーや効果、兵種を示すアイコンが記されています。

ユニコーンオーバーロードのカードゲーム・ユニットカードの詳細


アイテムカード

ユニコーンオーバーロードのカードゲーム・アイテムカード


領地カード

ユニコーンオーバーロードのカードゲーム・領地カード


クリティカルカード

ユニコーンオーバーロードのカードゲーム・クリティカルカード


炎上カード

ユニコーンオーバーロードのカードゲーム・炎上カード


呪いカード

ユニコーンオーバーロードのカードゲーム・呪いカード


名声値カード

ユニコーンオーバーロードのカードゲーム・名声値カード


戦力値カードとルールの早見表です。

ユニコーンオーバーロードのカードゲーム・戦力値カードとルールの早見表


プレイの際には赤色の「能力値マーカー」や透明の「選択マーカー」、黄色の「スタートプレイヤーマーカー」も使用します。

ユニコーンオーバーロードのカードゲーム・各種マーカー


さっそくゲームの準備を行います。セッティングの際には、付属のセットアップ図を参考にカードを配置します。

ユニコーンオーバーロードのカードゲーム・セットアップ


続いて各プレイヤーのカードを置くエリアの準備を行います。同じくセットアップ図通りにカードを並べていきます。

ユニコーンオーバーロードのカードゲーム・セットアップのつづき


「ファイター」「ハスカール」「ソルジャー」「コルヌの聖灰」をそれぞれ1枚、3枚の「金貨袋」、ユニットカードの山から各自3枚引いて合計10枚をデッキとします。

ユニコーンオーバーロードのカードゲーム・デッキ


ユニコーンオーバーロードのカードゲームのプレイ人数は2~4人。4人プレイの場合のゲーム開始時の配置はこんな感じです。

ユニコーンオーバーロードのカードゲーム・4人プレイ時の配置


付属の早見表を確認しつつプレイを進めていきます。

ユニコーンオーバーロードのカードゲーム・ルールの早見表


1ターン目の進め方は以下の通り。まず「ドローフェイズ」として各プレイヤーは自身のデッキからカードを5枚引いて手札にします。

ユニコーンオーバーロードのカードゲーム・初期手札


次は「領地フェイズ」。領地エリアに置かれたカードの効果をスタートプレイヤーから時計回りに使用していきます。最初に各自1枚ずつ配られる領地カード「町」には「金貨を3回まで使用する」という効果があります。

ユニコーンオーバーロードのカードゲーム・領地フェイズ


金貨を使ってできる行動は以下の3通り。場に出たユニットカードやアイテムカード、領地カードから1枚手札に加えます。

ユニコーンオーバーロードのカードゲーム・金貨を使う


また、場のユニットカードやアイテムカード、領地カードを右から2枚更新することが可能です。更新したカードは右側の除外エリアに表向きで重ねます。


さらに、捨て札を1枚除外することも可能。除外したカードは除外エリアに加えます。


全プレイヤーの領地フェイズが終了したら、続いて「戦闘フェイズ」です。各プレイヤーは自身の手札を5枚選んで戦闘エリアに裏向きに伏せます。


余った手札は表向きで捨て札に置きます。


その後、1人ずつ左端のカードから表向きにしていきます。その際、ユニットカードやアイテムカード、領地カードが持つ効果の適用を行います。


今回のカードは「クリティカル」効果を持つカードでした。


「クリティカル」効果を持つカードは、クリティカルカードの山から裏向きで1枚獲得します。


さらに、ユニットカードが持つパワーの分だけ戦力値を上昇させます。


加えて、領地エリアと戦闘エリアに出しているカードが持つ同じ兵種アイコンの数だけ戦力値を上昇。


全プレイヤーの効果処理が終わったら、「リザルトフェイズ」に移ります。リザルトフェイズでは、クリティカルカードの山の下に置かれたクリティカル条件を確認し、1つ満たしているなら1枚、2つ満たしているなら2枚クリティカルカードを獲得します。


その後、全てのプレイヤーは獲得したクリティカルカードを全て公開。その合計値分の戦力値を加算します。


今回の場合、パワーの合計が9点、兵種ボーナスが2点加算されて合計11点。さらにクリティカルカードの得点の合計5点を合わせて、最終的な戦力値は16点になりました。


計算の結果、最も戦力値が大きいプレイヤーがそのラウンドの勝者となり、名声カードを山から1枚獲得します。


名声カードを受け取った後は「終了フェイズ」です。戦闘エリアに配置したカードを全てそれぞれの捨て札に置きます。


さらに、獲得したクリティカルカードをすでに置かれているクリティカル条件カードの上に置き、新たに山札から1枚めくって次のラウンドのクリティカル条件に設定します。


上記のフェーズを1セットとして、5ラウンド繰り返します。最終ラウンド終了時に名声値を最も多く得ているプレイヤーがゲームの勝者となります。

プレイを進めていると、相手のカード効果によって、領地が使用不能になる「炎上」の効果を受けてしまいました。炎上の効果を受けると、1ラウンドの間指定された領地の効果を使うことはできません。


プレイしていく中で思いがけないコンボが生まれることも。この場面では、3回まで金貨の使用が可能になる「金鉱石」や「シーフ」などの能力を使うことで、金貨を使用した回数に応じてパワーが上昇する「マーセナリー」のパワーを飛躍的に高めることに成功しています。金貨の使用回数に応じたコンボは非常に強力で、領地カードを増やしてデッキが構築されてきた3ラウンド目、4ラウンド目を連取することに成功。4点の名声値を獲得しました。


それでも、引ける手札の数や戦闘エリアに出せるカードの枚数が増加する最終ラウンドでは、複数の兵種を持ったユニットや、名声値が最も大きい他プレイヤーとの名声値の差に応じて戦力値が上昇する「リベンジリスト」などのカード効果を使い、見事84点もの高得点を出すことに成功しています。


2位のプレイヤーとの戦力値が10点開くごとに獲得できる「最終ラウンドボーナス」も含めた結果、最終ラウンドだけで4点の名声値を獲得し、一気にトップタイに浮上してゲームが終了しました。このように、ユニコーンオーバーロードのカードゲームは一発逆転も起こり得る、戦略性が高いゲームです。


一方で、複数のボードゲームの経験がある編集部員からは「金貨や呪い、炎上カードの使い方など、考えることやルールが多く、普段からボードゲームに慣れ親しんでいない人にとっては難しいのではないか」「兵種ボーナスの恩恵が少なく、同じ兵種をそろえることの利点が少ない」「戦力値が想像以上に上がりにくい」といった厳しい評価も受けています。

それでも、領地カードの効果をうまく使うことでより白熱したゲームになる可能性や、相手の戦略を炎上カードなどで妨害すること、開けてみるまで得点が分からないクリティカルカードのドキドキ感などに楽しさを感じることが可能で、プレイヤーの遊び方次第で楽しみ方の幅が大きく広がるボードゲームに仕上がっていました。


今回プレイしたカードゲームが特典として同梱される「ユニコーンオーバーロード モナークエディション」は2024年3月8日(金)に発売予定で、Amazon.co.jpで税込1万7578円で予約可能です。

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in レビュー,   ゲーム, Posted by log1r_ut

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