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Amazonが手のひらをかざすだけで支払い可能な決済サービス「Amazon One」をアメリカのホールフーズ・マーケット全店に導入することを発表


Amazonでは、クレジットカードと自身の手のひらを紐付けて決済可能にする生体認証サービス「Amazon One」をアメリカの一部の店舗で導入しています。そんなAmazon Oneを、アメリカ国内に200店舗以上を構えるスーパーマーケットチェーン「ホールフーズ・マーケット」の全店舗に2023年の年末までに導入することを発表しました。

Amazon One checkout coming to all Whole Foods stores in the U.S.
https://www.aboutamazon.com/news/retail/amazon-one-whole-foods-market-palm-scanning


Amazon to add pay-by-palm tech to all Whole Foods stores by year end
https://www.cnbc.com/2023/07/20/amazon-to-add-pay-by-palm-tech-to-all-whole-foods-stores-by-year-end.html


Amazon’s palm-scanning payment technology is coming to all 500+ Whole Foods | TechCrunch
https://techcrunch.com/2023/07/20/amazons-palm-scanning-payment-technology-is-coming-to-all-500-whole-foods/

Amazon is bringing its palm-based payments to all Whole Foods Market stores | Engadget
https://www.engadget.com/amazon-is-bringing-its-palm-based-payments-to-all-whole-foods-market-stores-132413042.html

Amazon Oneは2020年に発表されたデバイスで、独自のアルゴリズムによってユーザーの手のひらをデータ化し、個人の署名代わりとして使用することが可能になります。また、手のひらを端末にかざすだけで「店舗での支払い」や「個人の認証」などを行うことも可能です。

Amazonが手をかざすだけで料金を支払えるデバイス「Amazon One」を発表 - GIGAZINE


2020年の発表以来、Amazon Oneのサービスは、Amazonが運営するレジなしのコンビニエンスストア・Amazon Goの店舗や、一部のスポーツスタジアム、エンターテインメント会場など、アメリカ国内の400以上の店舗などに展開されています。

Amazonは2023年7月20日に、アリゾナ州やアーカンソー州、カリフォルニア州、コロラド州、アイダホ州など、アメリカに200店舗以上を構えるホールフーズ・マーケットにAmazon Oneをすでに導入していることを発表。さらに2023年中に全国展開することを表明しています。


以下の動画は、ホールフーズ・マーケットでのAmazon Oneを実際に使用する様子を示したものです。

Amazon One Palm Payment is Coming to Whole Foods | Amazon News - YouTube


Amazonは「Amazon Oneのホールフーズ・マーケットへの導入により、買い物客は商品の購入の際に財布やスマートフォンを出す必要がなくなり、手のひらだけをかざして支払いが完了するようになります」と述べています。また、Amazon Oneの情報をAmazonアカウントにリンクしているAmazonプライムには、メンバーシップ特典として自動的に割引きが適用されるとのこと。

Amazon Oneを使用するには、自身のクレジットカードやデビットカード、Amazonアカウント、携帯電話番号をウェブ上で連携させる必要があります。その後、実際の店舗でAmazon Oneデバイスを用いて初回登録を行います。

Amazonは、Amazon Oneのホールフーズ・マーケット全店への展開について「Amazon Oneはこれまでに300万回以上の利用が記録されており、今回のホールフーズ・マーケットへの導入は、このテクノロジーに対する需要の高まりが見られたため」と説明しています。


また、Amazonは「Amazon Oneにおける顧客情報は独自のAWSクラウドを用いて管理されており、複数のセキュリティによって制御、保護されているため安全です」と主張。さらに「手のひらの画像を使用して顧客の識別を行っているのではなく、実際には手のひらとその静脈パターンの両方をスキャンしているため複製やなりすましが困難です」と述べています。

さらにAmazonは、「法的な命令がある場合を除き、いかなる場合でも手のひらのデータを第三者と共有することはありません」「広告やマーケティング、その他の理由で顧客情報を使用または販売することはありません」とのスタンスを示しています。

ホールフーズ・マーケットの最高技術責任者のレアンドロ・バルビノット氏は「私たちは常にお客様を喜ばせ、ショッピング体験を向上させるための新しい方法を模索しています」と述べ、「Amazon Oneの発表以来、一部のホールフーズ・マーケット店舗にAmazon Oneを導入してきましたが、お客様はその便利さを気に入っているようです。Amazon Oneを全国のすべてのお客様に提供できることをうれしく思います」と語っています。

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in ネットサービス,   ハードウェア, Posted by log1r_ut

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