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ブラウザ上で描いたスケッチをAIが画像に変換してくれるサービス「Stable Doodle」をStability AIがリリース


Stable DiffusionやMidjourneyなどの画像生成AIは、テキストを入力してAIに指示を出すことで画像を生成できますが、テキストだけだと自分の好みの画像を生成することはなかなか難しいものです。AI研究開発企業のStability AIが、2023年7月14日にシンプルなラフスケッチを画像へと変換できる無料サービス「Stable Doodle」の開始を発表しました。

ClipDrop - Stable Doodle
https://clipdrop.co/stable-doodle

Clipdrop、Stable Doodleをリリース — Stability AI Japan
https://ja.stability.ai/blog/clipdropstable-doodle


Stability AI releases Stable Doodle, a sketch-to-image tool | TechCrunch
https://techcrunch.com/2023/07/13/stability-ai-releases-stable-doodle-a-sketch-to-image-tool/

Stable Doodleにアクセスすると以下のような画面が表示されます。


Stable Doodleの使い方は非常に簡単です。白枠の中に目的となる画像のラフスケッチをマウスもしくはスタイラスペンなどを用いて描きます。今回は「窓のある家」のスケッチを描きました。


スケッチを描いたら、下の「Enter a prompt(プロンプトを入力)」の欄に英語で説明を記入します。今回は「House with a window(窓のある家)」と入力し、「Generate」をクリック。


すると、候補となる画像が3枚生成されて表示されます。


画像をダウンロードするには、各画像を選択して画面右上の「Download」をクリックします。


また、プロンプト欄の「No Style」をクリックすると、「Photographic」「Fantasy Art」「Origami」など14のスタイルが表示されます。スタイルを選択することで、生成される画像の雰囲気を指定することが可能です。


今回は「Anime」を選択し、再度「Generate」をクリックしました。


生成された画像がこんな感じ。ラフスケッチの家の絵が見事にアニメ調の画像に変換されています。


Stability AIによると、Stable DoodleはStable Diffusion XLの高度な画像生成技術と、Tencentの研究開発部門・Tencent ARCによって開発された、AIによる画像生成の精密な制御を可能にする「T2I-Adapter」を複合して開発されたとのこと。


また、Stable DoodleはT2I-Adapterによってスケッチの輪郭を理解し、その輪郭と入力されたプロンプトに基づいて画像を生成しています。

Stability AIは「出力される画像の品質は、スケッチの複雑さやプロンプトの説明に左右されます」と述べています。また「生成された画像は利用規約の元で、クライアントのデザインやプレゼンテーション、ウェブサイトの素材、ロゴの作成に使用できます」と説明しています。


さらにStability AIは「今後Stable Doodleは、ユーザーによるスケッチのインポートにも対応する予定です」と述べています。

Stable Doodleは、Stability AIが2023年3月に買収したAI画像編集アプリ「ClipDrop」の公式サイトからアクセスが可能なほか、iOS版Google Play版ClipDropからもアクセスが可能です。なお、StableDoodleは無料の利用が可能ですが、1時間に5枚以上の画像を生成するにはClipDropへの会員登録が必要です。

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in レビュー,   ネットサービス, Posted by log1r_ut

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