レビュー

スタイラスペンでお絵描きやメモができて指紋認証も搭載したAmazonの11インチ2K液晶タブレット「Fire Max 11」をセットアップ&お絵描きしてみたレビュー


Amazonから2023年6月14日に登場したタブレット端末「Fire Max 11」は、Fireシリーズ初となるスタイラスペン対応で、指紋認証搭載と、これまでのFireシリーズから大きく進化を遂げています。実際にFire Mx 11をセットアップして、スタイラスペンを使ってお絵描きをしたり、8メガピクセルのリアカメラで写真やムービーを撮影したりしてみました。

Amazon.co.jp: 【スタイラスペン・キーボード付きカバーセット】Fire Max 11 タブレット - 64GB (2023年発売) : Amazonデバイス・アクセサリ


◆セットアップ
Fire Max 11の電源を入れたら、まず言語選択を行います。「日本語」を選択して「CONTINUE」をタップ。


今回はFire Max 11上でセットアップを行うため、「手動でセットアップ」を選択し、「続行」をタップします。


接続するWi-FiのSSIDを選択。


パスワードを入力し、「続行」をタップ。


Amazonに登録しているメールアドレスもしくは電話番号を入力し、Amazonのパスワードを入力したら「続行」をタップします。


「続行」をタップ。


ムービーが流れるので、「スキップ」をタップします。


Fireで使用するプロフィールが表示されるので、「続行」をタップ。


Fire Max 11はFireシリーズで初めて指紋認証のセンサーを搭載しています。ロック解除に指紋認証を設定するため、「指紋」を選択し、「続行」をタップ。


指紋認証のためのバックアップパスコードを選択します。今回は「PIN」を選択し、4~8ケタの数字を入力して、「続行」をタップします。


指紋認証以外の解除方法として、数字4ケタのパスコードを入力し、「続行」をタップ。


指紋を登録するため、「同意して続ける」をタップ。


指紋認証のセンサーは、Fire Max 11の右側面にある電源ボタンに内蔵されています。


指示に従って、さまざまな方向から電源ボタンに指を当てます。


「指紋の登録完了」と表示されたらOK。


「続行」をタップ。


再び「続行」をタップ。


Alexaの有効化を行います。「続行」をタップ。


「同意して続ける」をタップします。


今回はAlexaの有効は後回しにするため、「ALEXAをオフにする」をタップしました。


これでセットアップは完了。画面は2000×1200ピクセルで、ベゼルは上下左右約8mm。指紋認証はかなり精度が高く、電源ボタンを押すと同時にロックが解除されてホーム画面が表示され、認証に手間取ることはありませんでした。また、一連の操作は画面への直接タップで行えるほか、キーボードとマウスでも行うことができますが、キーボード付きケースのマウスの感度がかなり高く、操作しづらい部分があったので、セットアップは画面への直接タップで行うのがおすすめです。


◆スタイラスペンで絵を描いてみた
Fire Max 11は、Fireシリーズで初めて「Made for Amazon」に準拠したスタイラスペンが用意されています。スタイラスペンはUniversal Stylus Initiative(USI) 2.0規格に対応しており、ペアリングの設定が不要というのがポイント。単6乾電池で最大半年間稼働します。


スタイラスペンにはマグネットが内蔵されており、Fire Max 11の側面に取り付けて固定できます。


実際に、このスタイラスペンでFire Max 11に線や絵や文字を描いてみたところが以下のムービー。ドローイングアプリには「Drawing Desk」を使っています。Fire Max 11の画面に保護シートは貼っていません。ペン先は引っかかりがなく、つるつるした感じ。ペン先を置いてから線が描かれるのにはわずかにラグがあり、「鉛筆やペンで紙に書いている」感覚といえるまで精度が高くはありませんでしたが、ちょっとした落書きやメモであれば十分書けるという印象。

Made for Amazon準拠のスタイラスペンにシリーズ初対応の「Fire Max 11」で実際に線や絵や文字を書いてみたところ - YouTube


◆カメラで撮影してみた
リアカメラは3264×2448ピクセル=約8メガピクセルの写真を撮影できます。以下はLUMIX DC-GH5で撮影した缶とカットシート。


Fire Max 11の純正カメラアプリを起動して撮影。UIの都合でアスペクト比が変わってしまい、画面上では少し縦長に見えます。


実際に撮影した写真自体は以下の通りで、正しいアスペクト比で記録されていました。初期設定だと撮影した画像のフォーマットはHEIC形式となっています。なお、以下の撮影例はファイルサイズを小さくするために、3264×2448ピクセルの写真を長辺1200ピクセルに圧縮しています。


道ばたの花壇に咲いていた花。なお、撮影した写真やムービーはFire Max 11内に保存され、Wi-Fiに接続するとAmazon Photoに自動でアップロードされる仕組み。内蔵ストレージは64GBまたは128GBですが、microSDカードを別途用意することで最大1TBのストレージを追加することができます。


少し暗い店内で撮影したラーメン。ハイエンドのスマートフォンやデジタルカメラで撮影した写真のように高精度で美麗な写真というわけではありませんが、ちょっとしたスナップ写真や記録用であれば問題なく撮影できる印象。ただし、タブレットということで普通のスマートフォンよりは明らかに大きく重いので、サッと取り出してサッと撮るという使い方は難しいかも。


そして、リアカメラで撮影した1080pムービーが以下。

Amazonのタブレット「Fire Max 11」搭載の8メガピクセルリアカメラで撮影した鳩や鯉 - YouTube


次回は実際にKindleやAmazonプライム、YouTubeを閲覧したり、ベンチマークソフトを動かしてみたり、バッテリーの充電や持続時間を見たりする予定なので、乞うご期待。


Fire Max 11は2023年6月14日発売で、64GBモデルが税込3万4980円、128GBモデルが税込3万9980円で注文可能。また、スタイラスペンとキーボード付きカバーセットは64GBモデルが税込4万7980円、128GBモデルが税込5万2980円で注文できます。

Amazon.co.jp: 【スタイラスペン・キーボード付きカバーセット】Fire Max 11 タブレット - 64GB (2023年発売) : Amazonデバイス・アクセサリ


Amazon.co.jp: 【スタイラスペン・キーボード付きカバーセット】Fire Max 11 タブレット - 128GB (2023年発売) : Amazonデバイス・アクセサリ

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in レビュー,   ハードウェア,   動画, Posted by log1i_yk

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