お知らせ

読者がGIGAZINEの擬人化3Dアバター「GIGAZINEちゃん(仮)」を作ってくれました&著作権譲渡契約までの流れ


GIGAZINEはDiscord上に公式サーバーを作成しており、誰でも発言できるフォーラムも開設しています。フォーラム上に「Googleの広告収入が減ると連動してGIGAZINEも収益が減ってしまうのですがどうすればいいですか?」というスレッドを立てた結果、読者がGIGAZINEを盛り上げるべく3Dキャラクター「GIGAZINEちゃん(仮)」のモデルデータを作成してくれました。ありがとう!ありがとう!

これがGIGAZINEちゃん(仮)です。猫耳が特徴的。


全身を写すとこんな感じ。


GIGAZINEちゃん(仮)はVRMファイルとして作成されているので、「VMagicMirror」や「RiBLA Broadcast」などのVRM対応ソフトを使って受肉可能。3Dアバターとして自由に動かせるので、色んなことに使えそうです。


また、Live2D用のデータも作成してくれたので2D空間でも自由自在に動かせます。


そんなGIGAZINEちゃん(仮)の受け取りまでには、権利関係を明確にするために「商標使用許諾契約」や「著作権譲渡契約」といった契約を交わす必要がありました。何らかの作品を譲渡される際の契約について参考になる部分が多そうなので、GIGAZINEちゃん(仮)の作成から受け取りに至るまでの過程を以下にまとめておきます。

まず、ことの発端はGIGAZINEのGoogle AdSense収益減少にあります。2022年にGIGAZINEではページビュー数もクリック数も増加しているのにGoogle AdSenseの収益が減少するという異常事態が発生。Googleに問い合わせた結果、「Google自体の収益が減っているためです」という回答が返ってきました。


Google AdSenseの収益減少という異常事態に対応するべく、GIGAZINE編集部ではあの手この手で対策を実施。さらに「読者の力も借してください!」ということでDiscordサーバーのフォーラム上に「Googleの広告収入が減ると連動してGIGAZINEも収益が減ってしまうのですがどうすればいいですか?」というスレッドを立てて意見を募りました。


読者から多様な意見が寄せられた結果、複数の読者が「GIGAZINEをテーマにした作品を作りたい!」と言ってくれ、その一環として100%読者による3Dアバター「GIGAZINEちゃん(仮)」の制作プロジェクトがスタートしました。


しかし、ここで問題が発生。GIGAZINEちゃん(仮)の名称には「GIGAZINE」という語句が含まれているのですが、「GIGAZINE」は商標登録している語句です。このため、GIGAZINEちゃん(仮)を制作してもらうには商標の使用許諾契約が必要。さらに、読者はGIGAZINEちゃん(仮)を「GIGAZINEの自由に使っていい」と言ってくれているのですが、権利関係を明確にするために著作権の譲渡契約も必要となりました。

「商標使用許諾契約書」と「著作権譲渡契約書」を作成するために弁護士に必要な条項について質問した結果、次のような回答が得られました。

・つづき
クリエイターに役立つ「著作権譲渡契約書」と「商標使用許諾契約書」の弁護士監修済み実物書類を全公開

この記事のタイトルとURLをコピーする


in お知らせ, Posted by log1o_hf

You can read the machine translated English article here.