ハードウェア

キーの下にフルHDディスプレイを搭載しカスタマイズ自由自在&磁気センサーで高速タイプ可能なキーボード「Flux Keyboard」


キーの下にフルHDディスプレイを搭載して自由自在なカスタマイズが可能であり、磁界を検出して反応する磁気ホール効果センサーにより高速なタイピングに最適なキーボード「Flux Keyboard」が登場しました。デフォルトでは日本語を含む27の言語に対応しており、ほぼ透明のキーをディスプレイから丸ごと外して掃除することもできるとのことです。

Flux Keyboard
https://fluxkeyboard.com/

Flux Keyboardがどのようなキーボードになっているのかは、以下の動画を見るとよくわかります。

A completely transparent keyboard with a built-in display - Flux Keyboard Preview - YouTube


Flux Keyboardはシンプルな外観ですが、透明なキーの背後で滑らかに映像が流れている点が特徴的です。デバイスとはUSB Type-AまたはUSB Type-C 2.0で接続します。


キーの下にあるディスプレイは1920×1080ピクセルのフルHDであり、Flux Keyboardに内蔵されている8GBのストレージに収まるサイズであれば映画も再生できるとのこと。


キーはディスプレイの上にかぶさっており、一瞬で丸ごと着脱することが可能。


そのため、もしキーボードの上に粉などを落としてしまっても、すぐにキーを外してさっと掃除することができます。


キーは傾ければ簡単にホコリやゴミを落とせます。


ディスプレイはさっと拭けばOKです。


Flux Keyboardはデフォルトで日本語を含む27言語をサポートしており、専用ソフトウェアのFlux Polymathを使用してキーボードのカスタマイズが可能。Adobe Photoshop・Adobe Illustrator・Adobe After Effects・Adobe Lightroom・Blender・Figma・Final Cut Pro・Microsoft Excel・Microsoft Powerpoint・Unityなどのアプリごとにショートカットやマクロをカスタマイズできるとのこと。また、使用するデバイスにFlux Keyboardをインストールしてカスタマイズできるほか、内蔵ストレージに設定をインストールすれば、Flux Polymathがインストールされていないデバイスでもショートカットやカスタムマクロを引き継いだ状態で使用できるそうです。


透明度97%を実現した各キーは磁気的につり下げられており、キーストロークは4mm。磁気ホール効果センサーを使用して高速なキー入力を実現しているほか、ソフトウェアを使用して押下反応ポイントを0.1mm単位で調整できます。


また、最大4種類のモジュールを磁気で取り付けることが可能で、使い方に合わせて物理的にキーをカスタマイズすることもできます。


Flux Keyboardは2023年3月に予約注文を開始する予定とのことで、2023年後半の出荷を予定しています。予約注文時の価格は299ドル~350ドル(約4万円~4万7000円)で、一般発売開始後の価格は450ドル(約6万円)とのことです。

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in ハードウェア,   動画, Posted by log1h_ik

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