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イーロン・マスクが「TwitterのCEOを辞めるべきか否か」2択のアンケートを実施中、2022年12月19日夜まで


イーロン・マスク氏は、Twitterを買収してCEOに就任して以降、Twitterアカウントの大量凍結解除を実施したり、ジャーナリストのアカウントを一斉凍結したりと、連日インターネットを騒がせています。そんなマスク氏が「Twitterの責任者を退くべきか否か」というアンケートを2022年12月19日に開始しました。

Should I step down as head of Twitter? I will abide by the results of this poll.

— Elon Musk (@elonmusk)


イーロン・マスク氏は、日本時間の2022年12月19日8時20分に「私はTwitterの責任者を辞任するべきだと思いますか?私はこの投票結果に従うつもりです」と述べ、YesかNoの2択のアンケートを開始しました。

アンケートの期限は2022年12月19日18時頃に設定されており、記事作成時点ではすでに435万件以上の投票が集まっています。記事作成時点での投票結果はYesが57.9%でNoが42.1%となっており、マスク氏のCEO退任を望む声が優勢です。


マスク氏はこれまでもドナルド・トランプ元大統領の凍結解除などのTwitter運営における重要な決定をTwitter上のアンケートに委ねており、2022年11月にはアンケート結果に従ってトランプ元大統領の凍結を解除しています。このため、アンケートの結果によっては本当にCEOを辞任する可能性があります。

一方で、マスク氏はTwitterのCEO就任前から投資家に対して「TwitterのCEOの役割を一時的に引き継ぐ予定である」と語っており、CEO就任後も「率直に言って、私はどの会社のCEOにもなりたくありません」と発言するなどCEOという立場にこだわらない姿勢を見せていました。このため、インターネット上には「マスク氏がCEOでなくなるからといって、マスク氏が主導権を握る状況は変わらないでしょう」といった意見も投稿されています。

イーロン・マスクが「どの会社でもCEOにはなりたくない」と発言、Twitterでも後々CEOを他人に任せるつもりであると明言 - GIGAZINE


また、Amazonの創業者であるジェフ・ベゾス氏がワシントン・ポストを買収した際に記事の掲載順に口出ししなかったことや、著名な実業家であるルパート・マードック氏が自身の所有するウォールストリート・ジャーナルの掲載記事決定プロセスに関与していないといった例を挙げて「マスク氏はTwitterの技術的な側面にのみ焦点を当てるべきだ」と主張する投稿も存在しています。

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in ネットサービス, Posted by log1o_hf

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