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Instagramが不正アクセスされたアカウントの回復・パスワードを忘れた後のアカウントへのアクセス・なりすましアカウントの報告を支援するための機能を提供開始


2022年12月15日(木)、 Instagramはユーザーが「不正アクセスやパスワードを忘れたことが原因でアカウントにアクセスできないケース」や「なりすましアカウントが作成されているケース」に遭遇した際、アカウントの回復や問題の報告を行うためのサポート機能を発表しました。

Continuing to Keep Instagram Safe and Secure
https://about.instagram.com/blog/announcements/continuing-to-keep-instagram-safe-and-secure

Designing Account Security Across Our Apps | Meta
https://about.fb.com/news/2022/12/designing-account-security-across-our-apps/

Instagram launches a new hub to help users resolve account access issues | TechCrunch
https://techcrunch.com/2022/12/15/instagram-launches-hub-help-users-resolve-account-access-issues/

Instagramは、ユーザーがアカウントを安全に保つのに役立つ多くの機能を導入および拡張していると述べ、アカウントへのアクセスができない問題を報告・解決するための新機能を発表しました。


何かしらの問題が発生し自身のInstagramアカウントにログインできない場合、ブラウザで「Instagram.com/hacked」を入力することでアカウントのサポートを求めるサイトにアクセスすることができます。

サイトにアクセスすると以下の画面が表示されるので、自身のアカウントについて「不正アクセスされた」「パスワードを忘れた」「アクセスできない携帯電話番号またはメールアドレスにログインコードが送信された」「誰かが自分の名前、写真または情報を使って新規アカウントを作成した」「アカウントが停止された」の中から選択しの中から状況と一致するものを選択し、アカウントの回復に向けたサポートを受けられるとのこと。複数アカウントを所持している場合には、該当のサポートが必要なアカウントを選択できます。


Instagramは過去にもログインできなくなったアカウントを回復するための方法についてテストしており、2022年初頭には「Instagram内の友人を2人選んで本人確認を行うことでアカウントへのアクセスを回復する」というテストを実施していました。記事作成時点では、この機能は誰でも使うことができるようになっています。

これらの機能に加えInstagramではアカウントの不正アクセスを未然に防ぐために、なりすましアカウントなどの従来のコミュニティガイドラインに違反していると判断されたアカウントは自動で削除されるとのこと。また、悪意のある人物はすぐにアカウントを使用しないことが多いため、なりすましの疑いがあるアカウントが他のユーザーをフォローした際に警告を送信するテストを行っています。さらに、数カ月以内にビジネスを装ったアカウントから送信されるダイレクトメッセージに警告マークが付くことになるそうです。

また、Instagramはプロフィールやストーリーズ、ダイレクトメッセージ、フィードで認証済みアカウントのバッジがより多くの場所で表示されるようになったことで、アカウントが本物かどうかをより素早く判断できるようになったこともアピールしています。

Instagramは「利用するすべてのユーザーのために、安全で協力的なコミュニティの育成に取り組んでいます」と述べています。

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in ネットサービス, Posted by log1r_ut

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