「DEATH STRANDING」の映画化が決定、小島監督と「アンチャーテッド」の実写ファンメイドムービー制作を指揮した監督がタッグ

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小島秀夫監督率いるコジマプロダクションが手がけたオープンワールド・アクション・アドベンチャーゲーム「DEATH STRANDING」が映画化されることが分かりました。本作はコジマプロダクションが直接制作に携わる、同スタジオ初の長編映画として注目されています。

‘Death Stranding’ Film From ‘Barbarian’ Producer Alex Lebovici In Works – Deadline
https://deadline.com/2022/12/death-stranding-film-from-barbarian-producer-alex-lebovici-in-works-1235200209/

コジマプロダクションが2019年にリリースした「DEATH STRANDING」は、未曽有の大災害によって分断された未来のアメリカを舞台に、ノーマン・リーダス演じる主人公のサムが生き残った人々や都市の絆を再びつなぐべく奔走するアクションゲームです。

未来を背負って運ぶ小島秀夫監督最新作「Death Stranding(デス・ストランディング)」は圧倒的な没入感の映画とゲームの融合 - GIGAZINE

2022年12月9日に開催されたゲームイベント「The Game Awards 2022」では続編である「DEATH STRANDING 2」の制作が発表されたばかりであるほか、イベントに出席した小島監督からは「もう一つとんがったゲームがありまして、そちらは実験と仕込みをやってます。それと、映像関係も仕込みをやってますんで、皆さん楽しみにお待ちください」と、新たなプロジェクトの始動をほのめかす発言が飛び出していました。

当該発言は、以下のムービーの開始から1時間39分37秒が経過したあたりを再生すると聞くことができます。

THE GAME AWARDS 2022: Official 4K Livestream: Star Wars, FINAL FANTASY XVI, Hades II, Halsey - YouTube


そんな「DEATH STRANDING」についてコジマプロダクションは、2022年の映画「Barbarian」を手がけた制作スタジオ・Hammerstone Studiosとの提携により、映画版「DEATH STRANDING」の制作を行うことを発表しました。

Hammerstone Studiosが全額出資する本作は、コジマプロダクションUSと「アンチャーテッド」シリーズを実写映像化したファンメイドムービーである「Uncharted Live Action Fan Film」で監督と脚本を務めたアラン・アンガー氏が製作総指揮を担当するとのことです。

コジマプロダクション初の長編映画化となる本作が、どのような物語へと展開されるのかはまだ謎に包まれていますが、エンターテイメント系ニュースサイトのDeadlineは「DEATH STRANDINGの世界に新しい要素やキャラクターが導入されるといわれています」と報じました。また、監督や脚本といった制作陣も明かされていませんが、制作は急ピッチで進行中とのこと。

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小島監督はDeadlineに対して、「Hammerstone Studiosとの新たなパートナーシップに、これ以上ないほどわくわくしています。これはフランチャイズにとって大変重要な瞬間であり、彼らと『DEATH STRANDING』の映画化に向けて協力できることをとても楽しみにしています」とコメントしました。

また、Hammerstone Studiosのアレックス・ルボヴィッシCEOは「才能豊かで象徴的な小島監督による、初の映画化作品に携わる機会を得られたことに興奮しているし、光栄に感じます。他の大作ゲームの映画化とは異なり、本作はより血の通った、そして地に足がついた作品になるでしょう。その実現にあたり、私たちは創造的で芸術的な自由さが、ゲームの映画化をどのようなものにできるのかを再定義することを目標としています。これにより、この映画は真の『小島秀夫作品』となるでしょう」と話しました。