イーロン・マスクがTwitter再生の最優先案件にしている上位5件は「Blueの認証済みマーク」「Blue for Business」「DMの暗号化」「ツイートに関するヒント」「長文投稿」

社内文化に基づいてSlackでイーロン・マスクCEOに異議を唱えた人たちが解雇されるなど、人員整理の嵐となっているTwitterで、マスクCEOが「新たなTwitter」のために5つの案件を最優先にしていることがわかりました。

Elon goes hardcore - by Casey Newton - Platformer
https://www.platformer.news/p/elon-goes-hardcore

ニュースサイト・Platformerのケイシー・ニュートン氏によると、最優先案件は以下の5つ。

◆1：新生Twitter Blueの認証済みバッジ発行
Twitterを買収する以前からマスク氏は、Twitterの有料プランであるTwitter Blueの利用者は全員が認証済みバッジを得られるべきと発言していて、CEO就任後にそれを実行に移しました。その結果、企業や有名人をかたる偽アカウントが認証済みバッジを取得するケースが多数発生したため、Twitter Blueそのものの販売を一時停止しています。販売の再開は2022年11月29日(火)の予定です。

イーロン・マスクいわく新しいTwitter Blueは11月29日に販売再開 - GIGAZINE

◆2：企業向けの新認証サービス「Blue for business」
Twitterの認証バッジは個人と企業を区別せずに与えられるものですが、プロジェクトには企業向けの新たな認証サービス「Blue for business」の名前が挙がっています。

◆3：DMの暗号化
TwitterがDMのエンドツーエンド暗号化を行おうとしていることを、Twitterの未公開機能を多数見つけてきたことで知られるJane Manchun Wong氏が発見しています。

この報告ツイートに対して、マスク氏はウインクする絵文字を返信しました。

◆4：ツイートに関するヒント
「プロフィールを通じてユーザーが他のユーザーに対してツイートに関するヒントを送ることができる機能拡張の可能性」だとのこと。

◆5：長文投稿機能
Twitterは1ツイートの文字数制限(全角140文字・半角280文字)をオーバーした長文でも投稿可能な「Notes」機能の用意を進めていました。

Twitterが長文投稿に対応する新機能「Twitter Notes」を今後数週間でリリースか - GIGAZINE

この機能はマスク氏のCEO就任後、いったん削除されたとのことですが、マスク氏は「メモ帳の中身をスクリーンショットで投稿するのは終わり」と語っており、長文投稿機能の実装を目指していることを明らかにしています。