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巨大な「ペニスの彫刻」が古代ローマの遺跡から発見される、古代ローマのペニス彫刻として過去最大級


スペインのコルドバ県にある古代ローマの遺跡から、長さ約46cmの「石造りのペニス(男根)の彫刻」が発見されました。ペニスは古代ローマ文化において重要なシンボルであり、彫刻として残されたペニスも多数発見されていますが、これほど巨大なものは珍しいとのことです。

Hallada en Córdoba una de las mayores esculturas fálicas del mundo romano | Cultura | EL PAÍS
https://elpais.com/cultura/2022-08-24/hallada-en-cordoba-una-de-las-mayores-esculturas-falicas-del-mundo-romano.html

Ancient Roman penis sculpture could be the largest of its kind ever discovered | Live Science
https://www.livescience.com/unusually-large-roman-penis-sculpture

2022年8月、コルドバ州にあるエル・イグエロンという町で古代ローマの遺跡の発掘作業を行っているヌエバ・カルテヤ歴史博物館が、公式Facebookアカウントで「石造りの巨大なペニスの彫刻が見つかった」ことを報告しました。

以下のFacebook投稿に添付された写真を見ると、横向きになったペニスの形がしっかり確認できます。ペニスの彫刻は長さ約46cmほどだとのことで、写真の下部にある長さ30cmの定規と比べるとサイズ感がよくわかります。


エル・イグエロンは紀元前4世紀にイベリア人が築いたといわれており、紀元前206年に古代ローマ帝国の侵略を受けました。今回の発掘調査はローマ人によって建てられた建造物に関するもので、ペニスの彫刻は塔の基部に展示されていたのではないかと推測されています。

ペニスは古代ローマ文化において重要なシンボルであり、幸運の象徴や邪気を退けるものとされたほか、子作りや男らしさを求める意味合いも持っていたとのこと。そのため、ペニスはしばしば建物の外装や窓、ドアの周りに刻まれたほか、人々が交流する集会所のモチーフとして採用されることがあったそうです。イギリスのザ・オープン大学で博士課程を修了したAdam Parker氏は、「ローマ人の心理において、人々が自然に交流する場所は、特に超自然的な危険にさらされやすいと思われていました」と述べています

実際に、2022年6月にイギリスのケント州で発見された「古代ローマの精巧なペニスのペンダント」は、不運の象徴である『邪眼』の影響を防ぐために身に着けられていたとみられます。

古代ローマの「精巧なペニスのペンダント」が見つかる - GIGAZINE


しかし、今回発見されたペニスの彫刻は長さが約46cmと非常に大きく、古来ローマにおける過去最大級のペニス彫刻の可能性があるとのこと。ヌエバ・カルテヤ歴史博物館のAndrés Roldán Díaz館長は、「これは並外れた大きさです」「私たちは現在、同じサイズのものが過去に発見されていないか調査中です」と述べました。

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in メモ, Posted by log1h_ik

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