レビュー

トラッキングなし&ログ取得なしで1400種類超のウェブフォントを無料で利用可能な「Bunny Fonts」


ウェブサイト構築の際にGoogle Fontsなどのウェブフォントを使用すれば、各ユーザーの環境によらず同一のフォントを表示させることが可能です。この際に行う通信について、トラッキングを一切行わないことが明示されたウェブフォントプラットフォームが「Bunny Fonts」です。

Bunny Fonts | Explore Faster & GDPR friendly Fonts
https://fonts.bunny.net/

Bunny Fontsは、プライバシーを第一に設計されたオープンソースのウェブフォントプラットフォームです。ゼロトラッキングとノーログポリシーにより、欧州連合(EU)が個人データ保護やその取扱について定めた一般データ保護規則(GDPR)に完全に準拠し、ユーザーの個人データをユーザー自身で管理できるとのこと。さらに、bunny.netのグローバルCDNにより光速のロードが行え、SEOを改善し、より良いユーザー体験を提供することができるとアピールされています。

Bunny Fontsのフォント閲覧ページでは記事作成時点で1429種に及ぶデザインのフォントが配布されており、すべて無料で使用することができます。使用するには、まず使用したいフォントをクリックし……


「Add variant」「Fonts +」の順にクリック。


表示されたタグをコピーして、「https://fonts.googleapis.com/css」などのタグと入れ替えればOKです。CSSで表示されていますが、HTMLへの切り替えも可能です。


Bunny FontsはGoogle Fonts CSS v1 APIと完全に互換性があるように設計されています。すべてのフォントはオープンソースで公開されており、それぞれでライセンスは異なるものの、すべて無料で使用可能。

また、Bunny FontsはEUに拠点を置くBunnyWay d.o.o.という企業によってホストされており、完全にGDPRに準拠するよう設計されています。データやログを収集したり、第三者に渡されたりすることは一切なく、Bunny Fontsがエンドユーザーをどのような形であれ、追跡したり監視したりすることはできないとのことです。

この記事のタイトルとURLをコピーする

・関連記事
古式ゆかしい「変体仮名」が商用・エンベッド含め自由に使えるフォント「Unicode変体仮名フォント」 - GIGAZINE

無料で商用利用も可能な826種類の絵文字のWebフォント「絵文字フォント」 - GIGAZINE

無料でダウンロードできる多種多様なアイコン・ボタン・UIキットいろいろ - GIGAZINE

モリサワの高品質フォントに可読性抜群英字フォントを合成した「UDEV Gothic」レビュー、全角スペース可視化やリガチャにも対応 - GIGAZINE

in レビュー,   ネットサービス,   デザイン, Posted by log1p_kr

You can read the machine translated English article here.