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ホンダの小型発電機「EU26iJ」からオイルを抜き出す手順まとめ、オイル抜き作業に超絶便利なアイテムも紹介


発電機を長期間使わずに保管する際は、「発電機の中に残ったオイルを全部抜く」という作業が必要です。この発電機からオイルを抜く作業には「重たい発電機を持ち上げる」「オイルで汚れた作業場を掃除する」といった面倒な工程が存在するのですが、いくつかの道具を用意することで作業行程の簡略化が可能です。今回はホンダの小型発電機「EU26iJ」のオイルを便利アイテムを使いつつ抜き出してみました。

Honda | 新開発エンジンを搭載したハンディタイプ発電機「EU26iJ」を発売
https://www.honda.co.jp/news/2022/p220317-eu26ij.html

発電機からオイルを抜く際に非常に便利なアイテムが「発電機をのせられる大きさのスチールラック」です。スチールラックの便利ポイントは実際にオイルを抜く工程で解説します。


スチールラックの他に、パーツクリーナーやドライバー、廃オイルの保管容器、廃オイルを受けるタライ、じょうご、清掃用のペーパータオルも用意しました。パーツクリーナーはホームセンターやカー用品店、ネットショップなどで入手可能です。なお、パーツクリーナーは逆さにしても使えるタイプがオススメです。


オイルを抜き出すために、エンジンカバーを取り外します。


EU26iJのオイル給油口は赤枠の部分に位置しています。


まずは給油キャップを取り外します。


次に、スチールラックの下にオイルを受けるタライを配置し、発電機をスチールラックの上にのせ、発電機をゆっくり傾けてオイルを排出します。タライにオイルを排出する際は発電機を持ち上げ続ける必要がありますが、スチールラックはタライの高さに合わせて棚の位置を調節可能なため、発電機を持ち上げずに傾けるだけでオイルを排出できます。


また、スチールラックには隙間が多く空いているためスチールラックに付着したオイルが下に落ちやすく、「作業場がオイルまみれになる」という事態を防ぐことが可能です。


EU26iJのオイル給油口の付近には突起が設けられており、オイルが機体内に入ることを防いでいました。


オイルを全て抜き出したら、パーツクリーナーの出番です。


まずは給油キャップに付着したオイルをパーツクリーナーを用いてキレイに拭き取ります。


次に給油キャップを取り付けて、給油口周辺のオイルを拭き取ります。この時、発電機をスチールラックの上に置いた状態で作業することで、オイルが床に広がることを防げます。


給油口周辺の掃除が終わったら、カバーを取り付けます。


次に、スチールラックに付着したオイルを拭き取ります。オイル受け用のタライを下に置けば、床が汚れることを防げます。


ここまで掃除したら、オイルをタライから廃液入れに移します。


タライに残ったオイルはパーツクリーナーでキレイに拭き取ります。


こんな感じに、ペーパータオルが汚れなくなるまで拭き取ればOK。


最後にじょうごに付着したオイルもキレイに拭き取ればオイル抜き作業は完了です。


廃液入れには、分かりやすいようにラベルを貼っておくと見分けがついて便利。


今回の作業時間は撮影時間も含めて約30分でした。スチールラックを用いることで「重たい発電機を長時間持ち上げ続ける」「オイルで汚れた作業場を掃除する」といった面倒な工程を省けるので、発電機を購入する際はサイズの合うスチールラックも同時購入するのがオススメです。

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in レビュー,   ハードウェア, Posted by log1o_hf

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