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ロシアでGoogle Playの有料アプリのダウンロード&アップデートが不可能に


ロシアではGoogle PlayやYouTubeの課金システムが「支払いシステムの混乱」のため、2022年3月10日から一時停止状態にありますが、新たに、2022年5月5日から有料アプリのダウンロードおよびアップデートがブロックされていることがわかりました。

Pausing Google Play's billing system for users in Russia - Play Console Help
https://support.google.com/googleplay/android-developer/answer/11950272


Google Play now blocks paid app downloads, updates in Russia
https://www.bleepingcomputer.com/news/google/google-play-now-blocks-paid-app-downloads-updates-in-russia/

Google Play in Russia cannot download, update paid apps - 9to5Google
https://9to5google.com/2022/05/05/google-play-russia-paid-apps/

Googleの説明によると、ロシアで有料アプリのダウンロードとアップデートがブロックされている理由は「コンプライアンス活動の一環」だとのこと。


あくまで有料アプリを対象とした措置なので、無料アプリに関しては引き続き制限なしでダウンロードとアップデートが可能です。

なお、すでに課金システムが一時停止されているため、仮にユーザーがアプリ内課金の決済を実行しようとしてもエラーメッセージが表示され、決済処理は行われない状態となっており、サブスクリプションの更新はできずキャンセルされることになります。

このためGoogleは開発者に対して、課金期間終了後にコンテンツにアクセス可能な猶予期間を最大1カ月延長するか、Google Play Developer APIを利用して、ユーザーのサブスクリプション更新を1年延期するかの選択肢を示しています。

また、「ユーザーの安全を守り、情報へのアクセスを提供する重要なサービスを提供」しているアプリについては、アプリの無料提供や、有料会員のサブスクリプションを解除することを推奨しています。

一連の措置について、Googleはロシアによるウクライナ侵攻への制裁とは表現しておらず、措置の解除がいつ行われるのかは不明です。

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in ソフトウェア, Posted by logc_nt

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