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Appleが複数台の端末を充電可能なワイヤレス充電マットを開発中か、Apple端末同士で充電しあえる未来を構想か


Appleは複数の端末を同時にワイヤレス充電できる「AirPower」を2017年の新製品発表イベントで発表しましたが、2019年に製品化の中止を発表しました。しかし、Appleは複数台の端末を同時に充電できるワイヤレス充電マットの開発を諦めていないと報じられています。

Report: Apple still working on multi-device charger, a future where all devices 'can charge each other' - 9to5Mac
https://9to5mac.com/2021/11/28/apple-multi-device-wireless-charger/

Gurman: Apple is still working on a 'multi-device' wireless charger - AppleTrack
https://appletrack.com/gurman-apple-is-still-working-on-a-multi-device-wireless-charger/

Bloombergのマーク・ガーマン氏が独自に入手したAppleの内部情報を伝えるPower Onで、「Appleはいまだに自社製品を複数台同時に充電できる充電器の開発に取り組んでいる」と報じられました。報道によると、Appleはすべての自社製品が「互いに充電できるようになる」未来を描いており、そのために複数端末を短距離および長距離でワイヤレス充電できるようになる技術を開発しているそうです。


BloombergはこれまでにもAppleが複数台の端末をワイヤレス充電できるような誘導充電ソリューションの開発に取り組んでいると報じており、その成果物として複数端末を同時に充電できるワイヤレス充電マットを開発しているとしていました。ガーマン氏によると、Appleはこのワイヤレス充電マットの開発に今も取り組んでいるそうです。

なお、「開発中のワイヤレス充電マット」はAppleが販売するMagSafeデュアル充電パッドとは異なるものであるとのこと。MagSafeデュアル充電パッドはiPhone用のMagSafe充電器Apple Watch用の磁気充電ドックをひとつにまとめただけのものですが、それとは異なるものになると報じられています。


また、ガーマン氏は「短距離および長距離のワイヤレス充電ソリューションにも取り組んでいる」と報じています。報じられている「短距離および長距離のワイヤレス充電ソリューション」は、記事作成時点でほとんどのスマートフォンに採用されているワイヤレス充電技術とは異なる「真のワイヤレス充電技術である」とApple関連メディアの9to5Macは報じています。

さらに、ガーマン氏は「Appleは短距離および長距離のワイヤレス充電に対応したデバイスの開発に取り組んでおり、Appleの主要なデバイスすべてが相互に充電できるような未来を想像していると思います。iPadがiPhoneを充電し、次にそのiPhoneでAirPodsまたはAppleWatchを充電できる未来を想像してみてください」と語っています。

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in モバイル,   ハードウェア, Posted by logu_ii

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