マクドナルドがドライブスルーを自動化するためにIBMと提携

by mcchronicles

ドライブスルーレーンを自動化する人工知能(AI)技術開発のために、マクドナルドがIBMと戦略的パートナーシップを結んだことが判明しました。契約の一環として、IBMはマクドナルドでテクノロジー開発に注力する「McD Tech Labs」を買収することになります。

Joint Statement from McDonald's and IBM
https://corporate.mcdonalds.com/corpmcd/en-us/our-stories/article/press-releases.IBM-McD-Tech-Labs.html

Joint Statement from McDonald’s and IBM
https://newsroom.ibm.com/Joint-Statement-from-McDonalds-and-IBM

McDonald's enters strategic partnership with IBM to automate drive-thru lanes
https://www.cnbc.com/2021/10/27/mcdonalds-enters-strategic-partnership-with-ibm-to-automate-drive-thru-lanes.html

マクドナルドはドライブスルーの効率化のため、2019年に機械学習のスタートアップ・Dynamic Yieldや音声認識AIを開発するスタートアップ・Apprenteを買収しました。

マクドナルドが音声認識AIのスタートアップを買収、ドライブスルーの効率化が目的か - GIGAZINE


Dynamic Yieldがマクドナルド傘下の独立した企業として存続しているのに対し、Apprenteは完全にマクドナルドに吸収される形で、Apprenteの従業員はマクドナルド内に新設立されたMcD Tech Labsという統合チームの一員となりました。ApprenteのテクノロジーはAIによってドライブスルーの注文を認識するというものであり、2021年6月にはアメリカのいくつかの都市で実験が行われており、その精度は85%だったと報じられています。テクノロジーの実装までには2年ほどかかるとみられていますが、最終的にはオーダー全体の80%がAIによって処理される可能性があります。

今回、マクドナルドとIBMがパートナーシップを結んだことにより、McD Tech LabsはIBMに買収される形となりました。なお、契約の詳細や金銭的条件については明かされていません。マクドナルドのCEOであるクリス・ケンプチンスキーCEOは、「IBMはAI主導のカスタマーケアソリューションや音声認識の専門家であり、マクドナルドの理想的なパートナーだと考えています」とコメントしています。

by Robert Couse-Baker

またIBMは声明で「マクドナルドは戦略的成長計画『Accelerating the Arches』の一環として、デジタル、デリバリー、ドライブスルーの革新に取り組んでいます。今回の合意により、便利でユニークな体験を提供するというマクドナルドの取り組みが加速します」と述べました。

買収は2021年12月に完了する見込み。なお、マクドナルドが第3四半期の収益とIBMとの提携を発表した27日(水)の午後、マクドナルドの株価は2%以上上昇しました。

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in , Posted by logq_fa

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