世界初のキーボード着脱式Snapdragon 7c搭載Chrome OSタブレット「HP Chromebook x2 11」フォトレビュー

アメリカのPCメーカー・HPが2021年8月に発表したChrome OSタブレット「Chromebook x2 11」が、10月7月に日本HPからも発表され、年内の市場投入が決定しました。Snapdragon 7c搭載デバイスとしては、本体とキーボードが着脱可能な世界初のChromebookだとHPがうたっている2-in-1型のタブレットが届いたので、一足先に外見をチェックしてみました。
HP Chromebook x2 11 製品詳細 | 日本HP
https://jp.ext.hp.com/notebooks/personal/chromebook_x2_11/
日本HP、ハイブリッドな環境においてプライベートにも仕事にも快適に使えるChromebookデバイスを発表
https://jp.ext.hp.com/info/newsroom/2021/20211007/
「Chromebook x2 11」はこんな感じの箱に入って到着しました。

内容物は「Chromebook x2 11」本体と、着脱式キーボードおよびキックスタンド。

ACアダプターと電源コード、マニュアル、SIM取り出し用ピンです。

タブレットのサイズは252.5mm×176.6mmで、2160×1440ピクセルの11インチディスプレイ搭載です。

ディスプレイの上には画素数5MPの前面カメラがあります。

両サイドにはスピーカーもあります。

背面はこんな感じ。

右上には画素数8MPの背面カメラがあります。

左側面のインターフェースは左からSDカードトレイ兼用のSIMカードトレイ、音量ボタン、USB Type-C電源コネクタ×2です。

右側面には別売りのスタイラスペンを磁気で接続するアタッチメントエリアが内蔵されています。

天面の電源ボタンは指紋認証システムも兼ねています。

底部には、着脱式キーボードをマグネットで接続するためのキーボードコネクタが搭載されています。

キックスタンドには背面カメラ用の穴と、折り曲げてスタンドとして使用するためのヒンジがあります。

穴とカメラを合わせるようにして、キックスタンドを本体の背面に近づけると……

マグネットでキックスタンドが本体に吸着します。

着脱式キーボードも、本体底部にあるキーボードコネクタに近づけるだけで接続可能です。

磁気で吸着するので、細かい位置合わせに苦労することはありませんでした。

キーボードとキックスタンドは、こんな感じで本体を保護するカバーの役割を果たします。

キックスタンドをこんな感じで折ると……

横置きの状態で本体を立てることが可能。

タッチパッド付きキーボードを展開することで、ノートPCのように使うことができます。

キックスタンドは、キーボードを外した状態でタブレットとして使うのにも便利です。

タブレット本体の厚さは7.55mm。

本体の重さは実測583gで……

キックスタンドとキーボードを含めた重さは1047gでした。

「Chromebook x2 11」は2021年中にリリースされる予定で、価格はWi-Fiモデルが税込8万2500円、セルラーモデルが税込9万9000円です。このあと、使用感のチェックやベンチマークの測定を行っていきます。
・つづき
ノートPCとしてもタブレットとしても使える2-in-1タブレット「Chromebook x2 11」を実際に触って使い勝手をチェックしてみた - GIGAZINE

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